田中渓さんの英語学習法まとめ|20回挫折した元ゴールドマンMDが辿り着いた「仕組み」

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  • 田中渓さんの英語学習法を、まとまった形で知りたい
  • 「20回挫折してから英語を身につけた」と聞いたけど、何をどう変えたの?
  • ラジオやYouTubeでバラバラに聞いた話を、一度整理して自分の学習に活かしたい
  • 仕事をしながら英語を続ける「現実的な仕組み」を知りたい

そういった疑問を持って、この記事にたどり着いた方が多いと思います。

私自身、田中渓さんのラジオ番組を継続して聴いているリスナーのひとりです。

これまで聴いてきたのは2つの番組。

interfm『Beyond K-point』とCROSS FM『田中渓 LIFESTYLE BLUEPRINT』(ともに終了)です。

そして今も、J-WAVE『VALTURE RADIO』で田中渓さんの話を追いかけています。

英語学習の話を断片的に聞くうちに、「これは一度整理しないと自分の中に残らない」と感じて、本記事をまとめました。

田中渓さん本人の公開発言(プログリット公式インタビュー・新R25動画・本人X・著書)をもとに整理しました。

出どころが確認できなかった話は書きません。

この記事でわかること
  • 田中渓さんの経歴と、英語に苦しんだ時期
  • 「20回挫折」を変えた3つの学習法(目的限定/置き換え/人生書き出し)
  • 田中渓さんの学習法を、独力で再現するときの現実的な難所

仕事をしながら英語に挑戦したい方は、ぜひ最後までお読みください。

執筆者の実績は下記のとおりです。
詳しく知りたい方は、ぜひプロフィールをご覧ください。

HITO ENGLISH 運営者 HITO
ABOUT THE AUTHORHITO ENGLISH

実績・信頼性

英語学習を「本気で」伴走するために、私が積み上げてきたもの。

  • 01英検1級 取得実用英語技能検定 最上級
  • 02TOEIC 965点 取得満点(990点)を目指して継続中
  • 03教育学修士(M.Ed.)大学院で英語学・教育学を専攻
  • 04元・高校英語教員教員採用試験に一発合格
目次

田中渓さんとは|元ゴールドマン・サックスMDのプロフィール

田中渓(たなか けい)さんは、1982年生まれ・神奈川県横浜市出身の実業家です。

まず、経歴を整理します。

項目内容
学歴上智大学理工学部物理学科を学科首席で卒業
経歴2007年ゴールドマン・サックス証券入社(53回の面接を経て)→ 2020年マネージング・ディレクター → 2023年9月 日本共同統括 → 2024年8月退社(在籍17年)
現職Alpha Advisory 日本不動産投資責任者/ケップルグループ・CROSS FM・リアルゲイト 社外取締役
ラジオJ-WAVE『VALTURE RADIO』(金5:00〜6:00)。過去に interfm『Beyond K-point』、CROSS FM『田中渓 LIFESTYLE BLUEPRINT』
著書『億までの人 億からの人』(2024年11月)読者が選ぶビジネス書グランプリ2026 総合グランプリ
日課毎朝3:45起床。25kmラン/70km自転車/9,000m水泳のいずれかを毎日こなす

なお、検索でよく見かける「田中渓さんのTOEICスコア」は、本人が公言した一次ソースが見つからず、公表されていないようです。

エイゴリくん

毎朝3時45分起きで70kmバイクなんて、ぼくにはマネできないよ〜。

「英語から逃げ続けて20回挫折」— 学習が変わった転機

田中渓さんが英語学習を本格的に始めたのは、入社10年以上経ってからです。

それまでは、英語学習を始めては挫折することを「20回以上」繰り返してきました(プログリット公式インタビューより)。

ゴールドマン・サックス時代、アメリカ人の同僚との雑談が怖くて、会議に数分遅れて行っていたと語っています。

英語を「避ける」ことに、それまでの時間を使ってきました。

転機は30代前半、上司から「やるか、諦めるか決めろ」と最後通告を受けたことでした。

「この先の昇進は英語を避けて通れない」と告げられ、ここから本格的な学習が始まります。

毎年1月1日に決意しては2週間で挫折する。

これを20回繰り返してきた人が、何を変えて続けられるようになったのか。

ここから先の3つの学習法が、田中渓さんの「仕組み」の中身です。

HITO

20回も挫折した人が続けられた、という事実にいちばん励まされます。

ここから先の学習法は、田中渓さん本人の公開発言をもとに整理しています。

参照したのは、プログリット公式インタビュー、新R25 YouTube動画(プログリット提供のPR動画)、本人のX投稿です。

学習法①|目的を「仕事で使う場面」に限定する

田中渓さんが最初にやめたのは、「英語が話せるようになりたい」という曖昧な目標でした。

代わりに、目的をこう絞り直しています。

  • ビジネスプレゼンのQ&A対応ができるようになる
  • 会食で英語話者と普通に交流できるようになる

「ネイティブ級になる」「どんな話題でも流暢に話せるようになる」という憧れは、いったん横に置いています。

田中渓さんはこれを「最大公約数リサーチ」と呼んでいます。

複数の学習法提唱者の動画や本を確認して、共通して言われていることだけを採用するという考え方です。

そして「半年は同じ方法を続ける」と決めて始めたと語っています。

20回挫折してきた人が、21回目で抜け出せた理由のひとつが、ここにあります。

目標を下げたからではなく、目標を絞ったから続けられた、という違いです。

「英語が話せる」というゴールは「形」がはっきりしません。

だからどこまで進んでも「まだ足りない」と感じてしまいます。

「商談のQ&Aで詰まらない」のように、できたかどうかを自分で判定できる目標は、続けやすい目標です。

学習法②|1日3時間は「置き換え」でつくる

忙しいビジネスパーソンが英語に1日3時間も使えるはずがない」というのが、多くの社会人の本音です。

田中渓さんもゴールドマン・サックスの現役マネージング・ディレクターでした。

そんな多忙な人が、新しい時間をどこから捻出したのか。

答えは「置き換え」です。

田中渓さんが実践したと語る置き換えは、こんな内容です(プログリット公式・新R25動画より)。

もとの時間英語に置き換え
日本語ニュースを読む英語ニュースを読む
外国人とのメール(チーム任せ)自分で引き受けて読み書き
通勤中の音楽・スマホTED・ポッドキャストを聴く
昼休みオンライン英会話
タクシー移動の30分オンライン英会話

注目したいのは、新しい時間を作っていないことです。

すでに使っていた時間の中身を、ひとつずつ英語に置き換えていっただけです。

この発想を支えているのが、田中渓さんが繰り返し語っている習慣化の極意です。

  • 完璧を目指さず「プランB」を用意する(できない日に逃げ込む先を先に決める)
  • 周囲に宣言して逃げ道をなくす
  • 毎日記録して、自分の継続を可視化する
  • カレンダーに学習時間を先にブロックする(タイムボクシング)

「やる気が出たらやる」ではなく、「やる気が出なくても続く構造を先に作る」。

忙しい社会人がどうやって英語を習慣にするかは、15分から始める英語のやり直し学習法|挫折しない習慣術でもまとめています。

学習法③|自分の人生を「16項目」書き出して英語で暗記する

3つめの学習法は、田中渓さん本人がXで紹介した方法です(2025年6月6日・340万回以上の表示)。

本人のポスト冒頭にある一文がこれです。「英語学習してきた中で、やって一番役立っていること」

手順は5ステップです。

  1. 自分の人生の流れを全部書き出す
  2. 次の16項目について、すべて書く
  3. 書いたものをすべて英語にする
  4. ネイティブに読んでもらう
  5. 毎日聴いて、ブツブツ真似して喋って、全暗記する

この方法は「17項目」「20項目」と紹介されることもあります。

ただ、本人の投稿を実際に数えると、書き出す項目は次の16個です(本人投稿より引用)。

  • 学校(高校・大学など)で勉強したこと
  • 今やっている仕事の内容(業界の現在地・市況・今後の展望もできれば)
  • それに至るまでの職歴の変遷
  • 人生のターニングポイントになった出来事
  • 大事にしている価値観
  • 将来やりたいこと
  • 今悩んでいること
  • 好きなこと・趣味
  • 休日の過ごし方
  • 旅行や食などの好み
  • 今住んでいるところ・これまでに住んできたところ
  • 家族やパートナーについて
  • 友達について
  • 自分が好きな場所・人に紹介したいところ
  • 日本のいいと思っていること・問題だと思っているところ
  • 英語を勉強することになったきっかけ

田中渓さんがこのやり方に気づいたのは、毎日初対面の英語ネイティブとオンライン英会話をしていた時期だったそうです。

初対面の人との1時間程度の話題は、ほぼ全部上に書いたもの。(中略)あまりに効率が悪いと思ったので、全部覚えることにしました。

(田中渓・X)

英語化と暗記は2026年現在、AIを使えば一気に楽になると田中渓さんは追記しています。

話し言葉、自然な言葉」という縛りでAIに書かせると、そのまま使える文章が出てきます。

この方法で得られるものを、田中渓さんはこう書いています。

フリーズしない、逃げない、場に出られる勇気を持てる、一生の武器になります。

(田中渓・X)

エイゴリくん

16項目も書き出すなんて、大変そう…。

HITO

最初の1項目からで大丈夫です。

私が田中渓さんから学んだ「習慣化」の考え方

ここまで田中渓さんの英語学習法を整理してきましたが、正直に書いておきたいことがあります。

私自身は、田中渓さんの英語学習法そのものは、まだ実践できていません。

リスナーとして聴き続けるなかで、私が一番取り入れたのは、英語学習法ではなく、その下にある「習慣化の考え方」のほうでした。

具体的にはこの3つです。

  • ハードル・期待値を限りなく下げて取り組む
  • プランA・プランB・プランCを用意する
  • 習慣を0に戻さない

この考え方を、私はまず英語ではなく、運動で試してみました。

2026年1月から、毎日のジョギング・ウォーキングを続けています。

やる気が出ない日も「歩くだけでいい」というプランBに逃げ込めば、ゼロにはなりません。

運動で「自分にも習慣化が機能する」と確かめられたので、今度は英語で同じことを試しているところです。

使っているのは、英語学習者のAtsueigo(ATSU)さんが作ったアプリ「Distinction」

実は田中渓さん自身も、Distinctionシリーズを使い込んでいる本人として、Xで詳しく紹介しています。

ネイティブの会話で頻出する単語・表現をまとめた3冊。(中略)表現の多様さ、日常・ビジネスの場で本当に使われている表現、例文の豊富さ、(中略)総合力でDistinctionが良いなと思いました。

(田中渓・X・2025年6月6日)

田中渓さん自身の取り組み方は、1日15分の音読を中心に、20日で1冊、1年で4周という設計だそうです。

ここでも「目的を絞って、毎日少しずつ」というスタイルが貫かれています。

田中渓さんが触れているDistinctionシリーズ(I〜VI・各400語)は、Atsueigoの公式ストア限定の教材です。

ネイティブが日常で使う表現を集めた、上級者向けの内容になっています。

一方、KADOKAWAから出版されているのが、Distinction 2000です。

アカデミック英語からネイティブの日常表現までを1冊にまとめた総合英単語帳です。

これから英語学習を始める人にも入りやすい構成になっています。

田中渓さんの英語学習法を、忠実になぞっているわけではありません。

田中渓さんの「考え方」を、別の領域で先に試して、効いたから英語にも展開しているという順序です。

私が習慣化で意識しているのは、ふたつです。

① とにかく小さく始める

いきなり「1日1時間」と決めると、できなかった日に心が折れます。

だから最初は「10分だけアプリで単語」「3ページだけ読む」くらいから始めます。

HITO

先に習慣を作って、続いてきたら少しずつ伸ばします。

30分を一気に1時間にするのではなく、30分を35分、35分を40分、という刻み方です。

② 意志の力に頼らず「環境」で続ける

「意志の力」や「やる気」は当てになりません。

だから、すでにある習慣に英語をくっつけます

  • ウォーキング中はポッドキャストを聴く
  • 歯磨きしながら単語を見る
  • お風呂上がりに10個だけ覚える

「この動作のあとに英語」と決めてしまえば、意志の力をほとんど使わずに続きます。

田中渓さんが言う「プランBで0に戻さない」も、この延長にあります。

完璧にできない日も、10分だけ・1ページだけでいい。

HITO

ゼロにしないことが、続けるコツです。

HABIT DESIGN / 続ける2つの原則

① 小さく始める

30分 35分 40分

いきなり倍にしない。続いてきたら少しずつ刻んで伸ばす。

② 環境で続ける

  • ウォーキング中にポッドキャスト
  • 歯磨きしながら単語を見る
  • お風呂上がりに10個だけ覚える
意志の力に頼らず「続く仕組み」をつくる

派手な勉強法よりも、こうした「続く仕組み」のほうが、結局は遠くまで連れて行ってくれます。

これが、リスナーとして私が受け取った一番の学びです。

まとめ|田中渓さんの学習法を、自分の生活で再現するには

LEARNING METHOD / 田中渓さんの3つの柱

この3つを「習慣化」が下から支える、という構造です。

1

目的を限定する

「仕事で使う場面」に絞る。ネイティブ級はいったん諦める。

2

置き換えで時間を作る

新しい時間は作らず、既にある時間を英語に置き換える。

3

人生16項目を暗記

自分の話を書き出して英語化し、毎日音読して全暗記。

支える土台 = 習慣化(プランBで「0」に戻さない)

田中渓さんの英語学習法を、もう一度3つに整理します。

  • 目的を「仕事で使う場面」に限定する(ネイティブ級は諦める)
  • 1日3時間は「置き換え」で作る(新しい時間を作らない)
  • 自分の人生16項目を書き出して、英語化して、暗記する

そして、これを支えるのが「プランBやCを常に用意して、習慣を0に戻さない」習慣化の考え方です。

ただ、この3点を独力で再現するのは正直しんどいというのが私の率直な感想です。

  • 「何を、半年やり続ければ良いか」を自分で決めるのが難しい
  • 教材選びと「置き換え」設計に、まとまった時間と判断力が必要
  • 自分の人生を英語化する作業は、ネイティブの添削とAI活用の組み合わせ方が肝心

田中渓さん自身も、プログリット公式インタビューでこう語っています。

10年前の自分には「とりあえずプログリットに入っとけ」と言う。

(プログリット公式インタビュー)

自分でやった「鬼リサーチ」と「スケジュール管理」を、プロが代行してくれるサービスとしてプログリットを評価した発言です。

「自分で全部設計するのは難しい」「半年は同じ方法を続ける覚悟ができない」と感じる方もいるはずです。

そういう方には、無料カウンセリングで一度プロに相談してみる選択肢があります。

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HITO

完璧を目指さず、続けられる形から始めましょう。

田中渓さんの学習法を、自分の生活で再現する第一歩として、参考にしてみてください。

みなさんの現状に応じて、次に読む記事を下記から選んでみてください。

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この記事を書いた人

1990年生まれ。
TOEIC965点・英検1級。教育学修士。元高校英語教員。

大学卒業後、高校の英語教員になるも1年足らずで退職。
「もう一度、英語と本気で向き合いたい」と大学院に進学し、英語学・教育学を研究。

大学院卒業後は中小企業で総務・人事として働きながら、
独学でTOEIC965点を取得。30代で念願の英検1級に合格。

社会人として働きながら英語をやり直した経験をもとに、
忙しい人でも本質的に英語力を伸ばせる学習法を発信しています。

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