TOEIC Part5の解き方|965点ホルダーが教える時間配分・例題・典型ミス

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  • Part5に時間をかけすぎて、Part7が毎回時間切れになる
  • 1問にどれくらいの時間をかければいい?
  • 選択肢を見て、何から判断すればいいか迷う
  • 正答率は悪くないのに、なぜか速度が上がらない

こうした悩みは、Part5の「解き方」が問題タイプごとに整理されていないときに起こります。

私自身、2021年にTOEIC 965点を取得し、2025年から受験を再開しています。

Part5で時間が足りない原因は、「全文を読むのが遅いから」とは限りません。

問題タイプを見極める順番と、見るべき場所を最初に決めておくことが、Part5を時間内に処理する一番の近道です。

この記事では、私がPart5を解くときの判断手順と、600〜800点層向けの時間配分を紹介します。

この記事でわかること
  • Part5を何分で解くべきか(600〜800点層向けの時間配分)
  • 選択肢を見て問題タイプを判定する流れ
  • 品詞・動詞・接続詞/前置詞問題のオリジナル例題6問と思考ログ
  • 600〜800点層がやりがちな典型ミス10
  • 語彙問題で長考しないための判断方針
  • 練習量を増やすときの教材選びの動線

Part5の具体的な解き方を習得したい方は、ぜひ最後までお読みください。

執筆者の実績は下記のとおりです。
詳しく知りたい人は、ぜひプロフィールをご覧ください。

HITO ENGLISH 実績・信頼性バナー|英検1級・TOEIC965点・教育学修士・元高校英語教員
目次

TOEIC Part5は何を見られているパートか

Part5の問題数と形式

TOEIC Part5は、リーディングセクションの最初に来る短文穴埋め問題です。

問題数は30問

文中に1箇所空欄があり、4つの選択肢から最も適切な語を選ぶ形式です。

Part5で問われている力

問われている力は、英文の構造を見抜いて、必要な情報だけで判断する処理能力です。

長文読解力ではなく、短文の中で「どこを見れば答えが出るか」を瞬時に判断する力が求められています。

Part5は文法力テストではなく、判断手順の速さテスト。

この記事の範囲

この記事では、Part5の「解き方・時間配分・例題・典型ミス」に絞って解説します。

問題集の選び方や効果的な勉強法については、別記事で詳しく解説しています。

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Part5は何分で解く?600〜800点向けの時間配分

Part5の時間配分は、目標スコアによって「最適解」が変わります

一律「10分で解く」と言われがちですが、600〜700点層と730〜800点層では、無理なく狙える時間が違います。

スコア帯別の時間配分の目安

目標スコアPart5の時間目安1問あたり
600〜700点12〜15分約25〜30秒
730〜800点10〜12分約20〜25秒
800点以上10分前後約20秒(品詞問題は10秒以内)

600〜700点を目指す段階では、12〜15分まで使っていいと考えています。

無理に10分で押し込むと、判断ミスが増えてかえってスコアが落ちます。

730〜800点を狙う段階で、ようやく10〜12分が現実的な範囲に入ってきます。

私自身の体感数字

私の場合、Part5を12〜13分、Part6を8〜9分、Part7に53〜55分残す設計を意識しています。

Part5+6で21分前後で抜けるイメージです。

HITO

Part5を10分で押し込むより、12〜13分で正答数を確保してPart7に余裕を残す方が、トータルスコアは伸びます。

迷ったら30秒で仮マークして次へ進む

時間配分の鉄則は、1問に時間をかけすぎないことです。

判断材料が見えない問題に1分使うより、仮マークして次へ進む方が結果的に正答数が増えます。

30秒で答えが見えなければ仮マークして次へ進み、塗り絵として残さない。

TOEICリーディング全体(Part5・6・7)の時間配分や、Part7の解き方は別記事でまとめています。

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Part5の解き方は問題タイプで決める

Part5を速く解くカギは、全文を読むかどうかを最初に決めないことです。

選択肢を見て問題タイプを判定し、それから「どこを見るか」を決めます。

これがPart5を時間内に処理する核心です。

視線の動かし方

選択肢を見た瞬間に、以下の判断を行います。

  1. 選択肢を見て、4つの語の関係を確認する
  2. 同語幹で品詞違いなら品詞問題:空欄前後2〜3語で判断
  3. 動詞の形が並ぶなら動詞問題:主語と時制を確認
  4. 接続詞・前置詞が並ぶなら:空欄の後ろが節か名詞句かで判定
  5. 意味の違う4語が並ぶなら語彙問題:文意で決める
  6. どのタイプでも、空欄の前後を最初に見る

この流れを頭に入れておくと、選択肢を見た2〜3秒で「どこを読めばいいか」が決まります。

「全文を読む」「読まない」の二択にしない

よくある誤解が、「Part5は全文を読むべきか、読まないべきか」の二項対立です。

正解は問題タイプで読み方を変えること。

品詞問題なら空欄前後2〜3語で十分なことが多く、語彙問題は文全体の意味が必要になることもあります。

読み方は問題タイプで決め、全文読むか読まないかは結果論にすぎない。

語彙問題は長考しない

Part5には「語彙・語法」を問う問題が一定数含まれます。

これは知識問題なので、知らない単語が出たら長考しても解けません。

状況対応
選択肢4つの意味がすべてわかる文意で決める(10秒以内)
2つに絞れて意味が近いコロケーション・前置詞の結びつきで決める
1つも知らない仮マークして次へ進む(迷い時間を切る)
動詞句の前置詞で迷うspecialize in / responsible for / approval of などの定型を覚えていれば即答

語彙問題はPart5の中で「品詞・動詞・接続詞」の判断とは考え方が違います。

時間をかけても正解率は上がりにくいので、早めに見切る判断が高得点者の基本です。

例題でつかむPart5の基本パターン

ここからは、完全オリジナルの例題6問でPart5の基本パターンを確認します。

まず6問を一気に提示するので、自分の現在地を診断してください。

各問題の答えと「見る場所」だけ短く解説します。

詳しい思考プロセス(思考ログ)は、後続のH2でタイプ別に深掘りします。

例題1:品詞問題

The finance team requested a more ____ forecast before approving next quarter’s budget.

(A) detail
(B) details
(C) detailed
(D) detailing

正解:(C) detailed

見る場所a more ____ forecast

冠詞+比較級+名詞の並びで、空欄は名詞 forecast を修飾する形容詞が入ります。

例題2:品詞問題

To prevent minor faults from spreading, the maintenance team inspects the conveyor belts ____.

(A) careful
(B) carefully
(C) carefulness
(D) caring

正解:(B) carefully

見る場所:動詞 inspects the conveyor belts を修飾する語が必要です。

主語と動詞・目的語がそろっているので、副詞が入ります。

例題3:動詞問題

A temporary access card will ____ to visitors who complete the registration form at the front desk.

(A) issue
(B) issued
(C) be issued
(D) issuing

正解:(C) be issued

見る場所:助動詞 will の後ろ。

主語は card(物)で、「カードが発行される」という意味なので受動態を選びます。

例題4:動詞問題

Since the return policy was revised in January, customer complaints have ____ noticeably.

(A) decline
(B) declined
(C) declining
(D) declines

正解:(B) declined

見る場所have の直後で、現在完了の have + 過去分詞 の形です。

Since ... in January という時間の起点もヒントになります。

例題5:接続詞・前置詞問題

The orientation session will begin on time ____ the guest speaker arrives a few minutes late.

(A) because
(B) even if
(C) during
(D) despite

正解:(B) even if

見る場所:空欄の後ろが the guest speaker arrives ... という節(SV構造)です。

まず接続詞 (A)(B) に絞り、意味で even if(たとえ〜でも)を選びます。

例題6:接続詞・前置詞問題

Employees may request reimbursement ____ thirty days of completing an approved business trip.

(A) within
(B) while
(C) unless
(D) although

正解:(A) within

見る場所:空欄の後ろが名詞句 thirty days

前置詞 (A) に絞り、「30日以内」の意味で選びます。

6問の自己診断

  • 5〜6問正解:解き方が身についているので、速度を上げる方向に進みましょう
  • 3〜4問正解:問題タイプの判定はできているので、タイプ別の「見る場所」を意識化すれば速度が上がります
  • 0〜2問正解:本記事のH2-5以降を読みながら、判断手順を体に覚えさせていきましょう

ここから先は、品詞・動詞・接続詞/前置詞のそれぞれで、1問ずつ「思考ログ」として詳しく実況していきます。

品詞問題は前後2〜3語で判断する

品詞問題は、Part5の中で最も速く解けるタイプです。

なぜなら、空欄の前後2〜3語を見るだけで、必要な品詞が決まるからです。

思考ログ:例題1の場合

例題1をもう一度見てみます。

The finance team requested a more ____ forecast before approving next quarter’s budget.

(A) detail (名詞)
(B) details (名詞・複数形)
(C) detailed (形容詞)
(D) detailing (動名詞・現在分詞)

私の頭の中では、こう動いています。

STEP
選択肢を見る

detail / details / detailed / detailing のように、同語幹で品詞違いが並んでいます。

品詞問題と判定

STEP
空欄の前後2〜3語を見る

a more ____ forecast が見えます。

STEP
必要な品詞を決める

a は冠詞、more は比較級の副詞、forecast は名詞。

冠詞+副詞+名詞の並びで、副詞 more は何かを修飾する必要があります。

more ____ forecast で「より◯◯な予測」になるなら、空欄は形容詞

STEP
選択肢から選ぶ

形容詞は (C) detailed のみ。

所要時間:5〜10秒で十分

品詞問題の典型ミス

誤答パターン原因直し方
名詞 (A)(B) を選ぶ「冠詞 a の後ろは名詞」と機械的に判断冠詞と名詞の間に修飾語が入る場合があると意識する
動名詞 (D) を選ぶ-ing 形を見て動詞の活用と勘違いmore の後ろは形容詞か副詞と判断する
なんとなく意味で選ぶ品詞判断をスキップ選択肢を見た瞬間に「品詞問題」と判定する習慣をつける

品詞問題で覚えておく語尾

語尾品詞
-ly副詞quickly, carefully
-tion / -sion / -ness / -ment名詞decision, awareness
-able / -ful / -ive / -ous形容詞reliable, useful, effective
-ize / -ify / -ate動詞analyze, modify

ただし語尾は目安であり、例外もあります。

最終判断は空欄の前後の品詞の並びで決めるのが安全です。

動詞問題は主語・時・態の順で判断する

動詞問題は、空欄に入る動詞のを選ぶタイプです。

判断要素は3つ:主語(誰が・何が)・時(いつ)・態(する/される)

この順番で見ると、迷いが減ります。

思考ログ:例題3の場合

例題3をもう一度見てみます。

A temporary access card will ____ to visitors who complete the registration form at the front desk.

(A) issue (原形)
(B) issued (過去形・過去分詞)
(C) be issued (受動態)
(D) issuing (現在分詞・動名詞)

私の頭の中では、こう動いています。

STEP
選択肢を見る

動詞の活用形が並んでいます。

動詞問題と判定

STEP
助動詞 will の後ろを見る

will + 動詞の原形 が基本ルール。

STEP
主語を確認する

主語は A temporary access card(物)。

card が「発行する」のか「発行される」のかを考えます。

STEP
態を決める

カードは自分で発行できないので、「発行される」=受動態が正解。

will + be + 過去分詞 の形で (C) be issued を選びます。

STEP
意味の最終確認

「来訪者に発行される」という意味で文脈に合います。

所要時間:10〜15秒

動詞問題の典型ミス

誤答パターン原因直し方
原形 (A) を選ぶ助動詞の後ろは原形と機械的に判断(受動態を見落とす)主語が「動作する側」か「動作される側」かを必ず確認
過去形 (B) を選ぶwill を見落として時制を勘違い助動詞の有無を最初に見る
-ing 形 (D) を選ぶ進行形のイメージで選ぶwill + be + -ing は未来進行形。文脈で受動態と進行形を区別する

動詞問題で必ず確認する3点

  1. 主語:誰が・何がの動作か(人か物か・単数か複数か)
  2. :時間を示す語(since, last year, by next month など)があるか
  3. :能動態(する)か受動態(される)か

主語が物なのに能動態の選択肢を選ぶミスが、600〜800点層で最も多いパターンです。

接続詞・前置詞は後ろが節か名詞句かで切る

接続詞と前置詞の見分けは、意味で迷うのではなく、構造で切るのが正解です。

判断は2ステップで終わります。

思考ログ:例題5の場合

例題5をもう一度見てみます。

The orientation session will begin on time ____ the guest speaker arrives a few minutes late.

(A) because (接続詞)
(B) even if (接続詞)
(C) during (前置詞)
(D) despite (前置詞)

私の頭の中では、こう動いています。

STEP
選択肢を見る

接続詞と前置詞が混ざっています。

接続詞・前置詞の見分け問題と判定

STEP
空欄の後ろが節か名詞句かを確認

the guest speaker arrives a few minutes late を見ます。

the guest speaker(主語)+ arrives(動詞)の節(SV構造)です。

STEP
接続詞に絞る

節をつなぐのは接続詞。

(C) during と (D) despite は前置詞なのでまず除外

(A) because と (B) even if の二択になります。

STEP
意味で最終決定

文意は「予定通り始まる」+「ゲストスピーカーが少し遅れて到着する」。

「遅れて来ても予定通り始まる」=even if(たとえ〜でも)が自然。

所要時間:15〜20秒

接続詞・前置詞の典型ミス

誤答パターン原因直し方
後ろが節なのに前置詞を選ぶ意味だけで判断(despite と even if が似た意味で迷う)構造で切ってから意味で決める
後ろが名詞句なのに接続詞を選ぶ意味で先に決めてしまう後ろの形を最初に確認する
because と because of を混同同じ意味で前置詞か接続詞かを意識していないbecause の後ろは節、because of の後ろは名詞句

よく出る接続詞・前置詞のセット

意味接続詞(後ろが節)前置詞(後ろが名詞句)
〜の間whileduring
〜にもかかわらずalthough / though / even thoughdespite / in spite of
〜なのでbecause / sincebecause of / due to
〜の前にbeforebefore
〜の後でafterafter

before after のように接続詞・前置詞両方で使える語もあります。

迷ったらまず後ろの形を見るのがルールです。

600〜800点層がやりがちな典型ミス10

ここまでで「解き方」は整理できました。

最後に、600〜800点層で特に多い典型ミス10を、症状→原因→直し方→次の模試で試すことの4点セットで整理します。

自分の「いつもやってしまうミス」を1〜2個見つけて、次の模試で意識してみてください。

#症状原因直し方次の模試で試すこと
1Part5に20分以上かけて、Part7が時間切れ1問に粘りすぎ・問題タイプの判定をしていない30秒ルールを徹底する。仮マークして次へ進む25秒経過で答えが見えない問題は仮マーク
2全設問を先読みしてから本文を読み始める「先読みが正解」という思い込み選択肢を見て問題タイプを先に判定する選択肢を見た3秒後にタイプを口に出す
3品詞問題で語尾だけ見て選ぶ「-ly が副詞」程度の機械的判断空欄の前後2〜3語で「置ける場所」を判断品詞問題は前後の品詞を1秒で確認
4動詞の現在完了形を見落とすhave の後ろを意識していないhave/has + 過去分詞 の形を覚えるhave を見たら過去分詞を最初に探す
5主語が物なのに能動態を選ぶ主語の意識が薄い「主語は動作する側か・される側か」を必ず確認動詞問題で主語を指差し確認する
6接続詞と前置詞を意味だけで判断構造判定をスキップ後ろが節か名詞句かで先に切る空欄の後ろの最初の語を必ず確認
7後ろが節なのに前置詞を選ぶdespite / even if を意味で迷う構造→意味の順で判断接続詞・前置詞問題は構造判定を口に出す
8語彙問題で長考する知らない語に時間をかける知らない語は仮マーク・知っている語のコロケーションで決める語彙問題は20秒以内で見切る
9全文を和訳しながら読む「和訳しないと分からない」習慣必要な部分だけ読む。意味は構造で取る1問目は意識的に和訳を止めてみる
101問に2分以上粘る「正解しなければ」というプレッシャー仮マークは0点ではなく25%の正解率1問1分を超えたら強制的に仮マーク

Part5の典型ミスは知識不足ではなく、判断手順の欠陥から起きる。

10個のうち3〜4個が自分に当てはまるはずです。

すべてを一度に直そうとせず、次の模試では1〜2個に絞って試すのが現実的です。

Part5の練習量を増やすならどの教材を使うか

ここまで解き方を整理してきました。

次は、判断手順を体に染み込ませるために練習量を増やすフェーズです。

HITO ENGLISHでは、目的別に4つの導線を用意しています。

  1. 解き方を身につける:この記事
  2. 問題集を選ぶ・勉強計画を立てる:Part5問題集記事へ
  3. でる1000問の使い方を知る:でる1000問レビューへ
  4. 本番形式で仕上げる:公式問題集記事へ

それぞれの記事で、目的に合った深掘りができます。

教材比較や問題集ランキングは本記事では扱いません。

詳しくは下記の関連記事を参考にしてください。

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紙の問題集が続かない人へ

ここまで読んで、「公式問題集や『でる1000問』を毎日机で解く」というスタイルが、自分には続かなさそうと感じる人もいると思います。

その場合は、講義と演習が一体化したサービスに切り替える方が現実的です。

  • 紙の問題集を最後まで解き切ったことがない
  • 通勤や昼休みに細切れで演習したい
  • Part5だけでなくTOEIC全体を講義つきで復習したい
  • 自己分析が苦手で、講義と演習が一体化している方が続く

逆に、公式問題集とPart5専用の参考書を自分で回せる人は、スタディサプリを足す必要はありません

「向いている人にだけ届けばいい」という距離感で紹介しておきます。

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よくある質問(FAQ)

Q1:Part5は何分で解くのが正解ですか?

目標スコアによって違います。

600〜700点を狙う段階では12〜15分、730〜800点で10〜12分、800点以上で10分前後が現実的です。

「全員10分」と言われがちですが、無理に押し込むと判断ミスが増えます。

Q2:選択肢を見て問題タイプを判定するとはどういう意味ですか?

4つの選択肢の関係を見て、何を問われているかを最初に決めることです。

同語幹で品詞違いなら品詞問題、動詞の活用形が並べば動詞問題、接続詞と前置詞が混ざれば見分け問題、というように判定します。

これを最初の2〜3秒で行うと、その後の判断が速くなります。

Q3:全文を読むべきですか、それとも前後だけ見るべきですか?

問題タイプによって変わります。

品詞問題なら空欄前後2〜3語で十分なことが多く、語彙問題は文全体の意味が必要になることがあります。

「全文読む/読まない」を最初に決めるのではなく、問題タイプで読み方を変えるのが正解です。

Q4:語彙問題で知らない単語が出たらどうすればいいですか?

長考せずに仮マークして次へ進むのが鉄則です。

語彙問題は知識問題なので、考えても答えは出ません。

知っている語のコロケーション(specialize in / responsible for など)で決められる場合は決めて、どうしても無理なら25%の運にかけます。

Q5:Part5を時間内に解くと、Part7が雑になります。どうすればいいですか?

Part5+Part6=21分前後で抜けてPart7に55分前後残すのが理想です。

Part7を雑にしないために、Part5で粘りすぎないことが大切です。

詳しくはPart7の時間配分の記事を参考にしてください。

Q6:1問1分以上かけてもいいですか?

原則として1分は超えない方が安全です。

1問に1分かけると、30問で30分。

これではPart7が時間切れになります。

迷ったら30秒で仮マークして、見直しの時間に戻る方が結果的に正答数が増えます。

Q7:模試では速く解けるのに、本番だと時間がかかります。

模試と本番でプレッシャーのかかり方が違うのが原因です。

対策は2つ。

1つは、模試で「本番のつもりで」時計を見ながら解く習慣をつけること。

もう1つは、判断手順を体に染み込ませて、考えなくても動けるようにすることです。

まとめ|Part5を時間内に解き切る3つの行動

Part5を時間内に解き切るカギは、問題タイプを判定し、見るべき場所を決めることです。

文法力そのものよりも、判断手順の速さが結果を分けます。

私自身、2025年に再受験を始めてからリーディングのブレに直面していて、毎回同じやり方では崩れる回もありました。

時間配分は固定ではなく、自分の現在地に合わせて毎回調整するものです。

最後に、次の模試で試してほしいことを3つだけ、行動レベルで残しておきます。

  • 選択肢を見た3秒後に問題タイプを判定する習慣をつける
  • 30秒で答えが見えなければ仮マークして次へ進む
  • 典型ミス10のうち1〜2個を選んで、次の模試で意識的に試す

3つを同時に変えるのではなく、1回の模試で1つずつ改善していきます。

HITO

Part5は知識を増やす場所ではなく、判断手順を磨く場所です。

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時間配分・教材選び・問題集レビューは、それぞれ別記事にまとめています。

合わせて読むと、自分の現在地に合った対策が見えてきます。

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次の模試で、まずは選択肢を見た3秒後に問題タイプを判定するところから始めてみてください。

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この記事を書いた人

1990年生まれ。
TOEIC965点・英検1級。教育学修士。元高校英語教員。

大学卒業後、高校の英語教員になるも1年足らずで退職。
「もう一度、英語と本気で向き合いたい」と大学院に進学し、英語学・教育学を研究。

大学院卒業後は中小企業で総務・人事として働きながら、
独学でTOEIC965点を取得。30代で念願の英検1級に合格。

社会人として働きながら英語をやり直した経験をもとに、
忙しい人でも本質的に英語力を伸ばせる学習法を発信しています。

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