- TOEICの勉強って何から始めたらいいの?
- TOEICの点数で伸び悩んでいる…
- 自分なりに英語の勉強をしているけど、なかなか結果が出ない…
私はこれまで「何十回」もTOEICを受験し、点数が上がるごとに「文法の重要性」を実感してきました。
大学院では「英語学」を学び、やはり「文法」や「構文」の重要性を痛感しました。
「第二言語」として英語を学ぶ以上、「文法」を避けて英語学習の山を登ることはできません。
登山靴を履かずに山に登るようなものです。
「文法の重要性」については、学術的にも・経験則からもよく理解しています。
そこで、この記事では以下のことを詳しく解説します。
- 英語学習において、なぜ「文法」が重要なのか?
- TOEICで伸び悩んでいる人こそ「なぜ文法」なのか?
- 文法を学ぶうえでおすすめの参考書
- 文法学習を行ううえでの「学習戦略」
「文法」は4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)の「基礎」です。
この記事を読めば「基礎力」の高め方がわかり、英語のレベルを一段階上げることができます。
ぜひ、最後までお読みください。
執筆者の実績は下記のとおりです。


実績・信頼性
英語学習を「本気で」伴走するために、私が積み上げてきたもの。
- 01英検1級 取得実用英語技能検定 最上級
- 02TOEIC 965点 取得満点(990点)を目指して継続中
- 03教育学修士(M.Ed.)大学院で英語学・教育学を専攻
- 04元・高校英語教員教員採用試験に一発合格
詳しく知りたい方は、ぜひプロフィールをご覧ください。
TOEICスコアアップのために文法力が必要な理由


TOEICでスコアを伸ばすには、必ず「文法」に向き合わなければなりません。
海外で生まれ育ったバイリンガルは、先天的に「文法」を獲得しているため、文法学習はほぼ不要です。
「第二言語」として英語を獲得する場合、「文法」という「フレームワーク」を頭の中にインストールしなければいけません。
専門的には「第二言語習得」と言います。
Part5だけじゃない|全パートに効く基礎力
「文法」と聞くとTOEICでは「Part5」を思い浮かべる人が多いと思います。
実際に「Part5」は文法に関する問題が「30問」出題され、リーディングのおよそ3分の1を占めます。
「Part5」にフォーカスして勉強するのが「リーディング対策」として効果的ですが、他にもメリットがあります。
「Part5」の「文法対策」を強化すると、相対的に「Part6」や「Part7」のスコアも上がっていきます。
ロジックとしてはとてもシンプルです。
- 「文法力」が上がる→「文構造の理解力」が上がる
- 「文構造の理解力」が上がる→「読める英文」が増える
- 「読める英文が増える」→「長文」の「読解」と「スピード」が上がる



長文を読めるようになりたかったら、「文法」を極めたほうがいいってこと?
その通り。長文を読めるようになるためには、何を差し置いても「文法」だね。
精読できるとPart7の読解が速くなる理由
「文法力」が上がると、「文構造の理解力」が上がります。
「文構造の理解力」が上がると、「長文読解」ができるようになります。
そうすると「少しだけ不思議な現象」が起きるようになります。
「精読」しているのに、「Part7」の長文問題を速く解けるようになります。
文法というのは言語における「ロジック(論理)」です。
「文法力」が高まると「ロジックを紐解く力」も上がっていきます。
これだと抽象度が高いので、もう少し具体的に解説します。
「文法」とひとくちに言っても、いろいろな「項目」があります。
その中でも一番シンプルなのが「文型」です(SV=第一文型、SVC=第二文型…etc.)。
「文型」の理解とは、ざっくり言ってしまえば「主語と述語」を探し当てる作業です。
「これが主語で、これが述語で…」という「ロジック」を理解できるようになると「精読」のスピードが上がります。
文中の「キーワード」を素早く理解できるので、文の意味を理解するのも速くなります。
頭の中の「処理速度」を上げるために「文法」が必須で、結果的にTOEICのPart7対策にもなります。
「文法力」を鍛える=「英語の処理速度」を上げる、ということを覚えておきましょう。
文法がリスニングにも波及する仕組み
「文法力が上がると、英文を頭の中で処理するスピードが上がる」と解説しました。
リスニングでも同じように「処理速度」が上がり、今まで聴き取れなかった英語がポツポツと聴き取れるようになります。
文法の理解が進むと文構造を正確に捉えられます。
「この表現が来たということは、次にこの表現が来るはずだ」と頭の中で「予測」を立てることができます。
「先読み」ができるようになるので、リスニングでも安定して情報を処理することができます。
ただし、ある程度の「英語のパターン」はインプットしておきましょう。
下記のような参考書でフレーズをストックしておきましょう。
TOEIC文法対策におすすめの参考書【スコア帯別】


前提が整ったところで、文法対策におすすめの参考書を見ていきましょう。
| スコア帯 | この時期の課題 | 最初の1冊 |
|---|---|---|
| 初受験〜500点台 | 中学文法の土台が固まっていない | 文法問題はじめの400問 |
| 600〜700点台 | 基礎は入ったが安定しない | でる1000問 |
| 800〜900点台 | 知識はある。あと1問が取れない | 極めろ! リーディング解答力 |
初受験〜500点台|中学文法から総復習
「TOEIC初受験〜500点台」の人は、文法の基礎が固まっておらず、「土台」がぐらぐらとしている状態です。
TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問
しっかりとした土台を築くためにおすすめなのが『TOEIC L&Rテスト 文法問題はじめの400問』です。
『文法問題はじめの400問』は次のような人におすすめです。
- TOEICスコアが200〜500点台の人
- 英文法が苦手で、テキストをやり切れたことがない人
- 中学英語からやり直したい人
『でる1000』『金フレ』でおなじみのTEX加藤先生が、TOEIC初心者向けに書かれた「文法対策本」です。
中学レベルの英文法からやり直しつつ、TOEICで頻出の《品詞》《動詞》《代名詞》などの文法パターンを効率よく学べます。
出題傾向に基づいた400問で、600点突破まで目指すことができます。
問題はシンプルな「基礎レベル」からスタートし、本番レベルの問題へとステップアップ。
挫折しづらく、Part 5が苦手な方にもやさしい構成になっています。
赤シートを活用して語句も覚えられるようになっており、文法+語彙を同時に伸ばせるのも嬉しいポイント。



巻末の「ミニ単語帳」も便利です。
1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急
次におすすめする1冊は、『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』です。
『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』は次のような人におすすめです。
- TOEIC文法の基礎〜応用をコンパクトに押さえたい人
- 通勤・通学などのスキマ時間で効率よく学習したい人
- 音声で解説を聞きながら、理解を深めたい人
- 『文法特急』をまだ使ったことがないTOEIC学習者
TOEICの文法対策本は数あれど、最初の1冊として間違いないのが『文法特急』シリーズです。
Part 5を「なんとなくの勘」で解いている人には、特におすすめです。
1問1ページという構成でテンポよく学習できます。
選択肢のどこを見て正解を導くのか、その「視点」が明快に身につく作りになっています。
電車の中やスキマ時間にも取り組みやすく、学習習慣をつくりやすいのも大きな魅力です。
増補改訂版では、新形式のPart 6問題や新たな設問35問も追加されており、最新の出題傾向にも対応しています。



著者・花田徹也先生による全問の音声解説もダウンロードできます。
講義形式でポイントを解説してくれるため、耳から理解を深めたい人にもぴったりです。
600〜700点台|でる1000や公式問題集でPart5特化
600〜700点台は「ビギナー」のフェーズは脱したものの、文法力が「安定している」とは言えません。
「基礎固め」を意識しつつ、「応用レベル」にもチャレンジしていくフェーズです。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
1冊目として紹介するのは超ド定番の『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』です。
『でる1000』は次のような人におすすめです。
- TOEICの文法問題(Part 5)に苦手意識がある
- 解説の質にこだわって、しっかり理解したい
- 基礎から応用まで、体系的に文法を復習したい
- スコアを伸ばすための「確かな1冊」を探している
TOEIC Part 5の対策をするなら、『でる1000問』は一度は手に取っておきたい定番です。
累計50万部を超えるだけあって、学習者の間でも根強い支持があります。
1問ずつ、なぜその選択肢が正解なのか/他がなぜダメなのかが丁寧に解説されています。
問題数は1049問と多めですが、見開きで「左ページに問題 → 右ページに解説」という構成なので、テンポよく進められます。
別冊の「文法1000本ノック」では、問題がランダムに再構成されており、復習や仕上げにも便利です。
TOEIC(R) L&R TEST ロジカル英文法 Part 5 文法語彙 600問
2冊目に紹介するのは『TOEIC(R) L&R TEST ロジカル英文法 Part 5 文法語彙 600問』です。
『ロジカル英文法』は次のような人におすすめです。
- 解説だけでは理解しづらく、動画でも学びたい人
- TOEIC文法を基礎から実戦まで、1冊でまとめて対策したい人
- 独学でPart 5を勉強していて、不安を感じている人
- 学習の「手応え」を感じながら進めたい人
「TOEICのPart 5(文法問題)を対策したいけれど、何から手をつけたらいいかわからない…」
そんな人にとって『完結型』参考書として選択肢に入れておきたいのがこの『ロジカル英文法』です。
特徴は、全600問に動画解説がついていること。
解説はTOEIC満点取得者のHaruさんによるものです。
選択肢のどこを見て、どう判断していくのかを「思考ごと」学べます。
「解説を読んでもピンとこない」という部分を解説動画で補完することができます。
「まずは基礎を整理し直したい」「本番を想定した練習をしたい」どちらのニーズにも応えてくれる作りです。
HaruさんのYouTubeやXでの投稿も、とても勉強になりますよ。
TOEIC L&R TEST 出る問特急 金の文法
3冊目に紹介するのは『TOEIC L&R TEST 出る問特急 金の文法』です。
『金の文法』は次のような人におすすめです。
- Part 5を短時間で効率よく対策したい人
- 文法問題でなんとなく選んでしまう癖を直したい人
- 『でる1000』の前に基礎を整理したい人
- まとまった勉強時間が取りづらく、スキマ時間に学びたい人
「どこから手をつければいいか迷っている人」にとって、「出るところ」だけを効率よく押さえられる1冊です。
TOEIC Part 5で頻出の文法パターンが、シンプルな問題形式で学べるように構成されています。
特長は、「出るとこだけ」「1問1ページ」で進められる気軽さ。
スキマ時間で少しずつ進めたい人や、文法が苦手だけど挫折せずにやり切りたい人にはちょうどいいボリュームと難易度です。
また、全問に音声が用意されているので、目と耳の両方を使って学習したい人にも向いています。



スマホアプリでも対応しているので、通勤・通学中の学習にも取り入れやすいです。
「まずは苦手を減らしたい」「自信をつけたい」という人にはうってつけの1冊です。


800〜900点台|構文理解+精読まで進めよう
900点を突破するまでも骨が折れますが、900点台に入ってからも先が長いです。
かく言う私も最高得点は「965点」と、まだ満点に手が届いていません。
「990点満点」も視野に入れてテキストを紹介するので、難易度が高いものもあります。
極めろ! リーディング解答力 TOEIC® L&R TEST PART 5&6
1冊目に紹介するのは、『極めろ! リーディング解答力 TOEIC® L&R TEST PART 5&6』です。
『極めろ!シリーズ』は次のような人におすすめです。
- Part 5・6を「速く・正確に」解けるようになりたい人
- 知識はある程度あるが、まだ解き方が曖昧な人
- なんとなくの選択から、根拠のある選択に変えていきたい人
- 一問一問、丁寧に力を積み上げていきたい人
TOEICで700点前後まで来たけれど…
「Part 5と6で解くのに時間がかかる」「文法や語彙がなかなか定着しない」。
そう感じている人にとって、『極めろ!リーディング解答力』はひとつの選択肢になります。
特徴は、問題をただ解くだけではなく、「解答力そのものを鍛える」ステップ型の構成になっていること。
1問ずつ「チャレンジ→解説→練習→まとめ」という流れで進みます。
知識だけでなく「正しく解くための判断プロセス」も身につきます。



問題はPart 5・6の全ジャンルをカバーしており、演習量も十分。
左ページに問題、右ページに解説という構成で、復習もスムーズにできます。
日本語解説を担当しているのは『スタディサプリ』でもおなじみの関 正生先生。
文法の背景や意図まで丁寧に説明してくれるので、なんとなくの理解ではなく、納得して覚えていけます。
ボリューム重視の問題集とは少し方向性が異なり、「問題の質と構成」でじっくり力をつけていきたい人向けの1冊です。
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6
次に紹介するのは、『TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6』です。
『900点特急』は次のような人におすすめです。
- Part 5・6の正答率をさらに高めたい人
- 900点を目指す仕上げ段階に入っている人
- 模試形式で集中して取り組みたい人
- 解説を通して「解き方の思考」を深めたい人
TOEICで800点台後半から900点を狙う段階になると、Part 5と6の「あと1問」がスコアに大きく響いてきます。
この『900点特急 パート5&6』は、その「あと一歩」を埋めるために作られた上級者向けの演習書です。



Part 5と6の中でも難易度の高い問題が厳選されて収録されています。
模試形式で解けるようになっており、本番さながらの練習が可能です。
選択肢の正誤だけでなく、どう考えて解くべきかというプロセスまで書かれています。
音声のダウンロードにも対応していて、読むスピードを意識したトレーニングや、耳からの学習にも活用できます。
文法や語彙の知識はある程度あっても「Part 5・6で時間が足りない」「ミスが減らない」という人にとって、「速く・正確に解く力」や「問題の見極め力」を伸ばすにはぴったりの教材です。
TOEIC L&R TEST 990点獲得 Part 5&6 難問模試
最後におすすめする1冊が『TOEIC L&R TEST 990点獲得 Part 5&6 難問模試』です。
この1冊は、かなり「歯ごたえ」があるので、『極めろ!』をやり込んでから取り組みましょう。
メディアビーコンの『難問模試』は次のような人におすすめです。
- Part 5や6で「あと1問」解けずにスコアが伸び悩んでいる人
- 時間配分にシビアな本番環境でも、正確性を落とさず解き切りたい人
- 高い負荷で学習したい人
- 高音質の速読音声も活用し、読む力を一段階引き上げたい人
TOEICで900点を超えてくると、Part 5と6で「あと1問」がスコアに直結します。
『990点獲得 Part 5&6 難問模試』は、その「あと1問」を取りきるための上級者向け教材です。
問題の質も量も、本番に近い形式で構成されており、「読むスピード」と「選択肢を見極める精度」を同時に鍛えることができます。
解説はすべて丁寧に収録されていて、誤答の理由や引っかけのポイントまで理解しながら進められます。
速読を意識した音声も付属しているので、黙読だけでなく耳からのトレーニングにも対応しています。
実力をある程度つけたあとに「さらに詰めたい」「細かい見落としをなくしたい」という人におすすめです。
実体験で語る|965点の筆者がやってきた文法学習


文法の基礎は学生時代に獲得
前提として、私は「文法」というものが、学生時代からわりと好きなほうでした。
「TOEICのために英文法を勉強した」というよりは、学生時代に培ったものが大きいです。
裏を返せば、「学生向けの文法書」は「基礎づくり」にうってつけだということです。
私が高校生のときの指定テキストは『Forest(フォレスト)』と『Next Stage(ネクステージ)』でした。
『Forest』は出版社が変わり、今は『Evergreen』になっているそうです。
どちらも「良書」で、うまく組み合わせながら使うと「学習効果」が高くなります。
- 『Next Stage』で問題を解きながら、「語法・文法」を学習
- 『Next Stage』の解説で理解しきれなかった部分は『Evergreen(旧Forest)』で解説を読む
この流れで少しずつ「知識を積み上げていく」イメージです。
「本格的に文法を勉強したい」という場合は「文法書」を1冊は持っておきましょう。
上記の「文法書」では「難しい」と感じるようであれば、次の「文法書」がおすすめです。
『動画でわかる英文法[読解入門編]』については、下記でも詳しく解説しています。


「テキスト」や「文法書」をたくさん紹介していますが、「まずは1冊をやり込む」のが鉄則です。
「自分に合う1冊」をぜひ見つけてください。
文構造を見極めながら文法トレーニング
「文法」を獲得していくうえで私が意識したのは「文構造を正しく理解する」ことです。
そのため、「文法書を1ページ目から順番に読んで…」ということはやっていません。
勉強方法は極めて「シンプル」で、この2つを実践するだけです。
- 長文を読みながら、「文構造が理解できないところ」は「文法書」で確認する
- 文法問題を解いて解説を読み、理解できないところは「文法書」で確認する
「長文を読みながら文構造について考える」というクセがつくと、文法理解が一気に進みます。
「文構造の理解」と言われても捉えどころがない感じがしますが、「感覚」がつかめるようになるので安心してください。
TOEIC対策としての文法学習
TOEICの難易度は年々上がっています。
それでも「超複雑」な文法項目は見当たらない印象です。
ただ、満点を狙うようであれば複雑な文法も理解していなければ太刀打ちできません。
TOEIC対策としての「文法学習」は、「基礎の徹底」に尽きます。



文法の基礎をおろそかにすると、900点を超えるまでに「壁」にぶつかりやすくなります。
逆に言えば、文法の基礎ができている人はスムーズに900点オーバーを達成できます。
TOEIC文法力を得点に変える3つの戦略


短期戦略(1ヶ月以内)|ルールを型で覚えてPart 5に集中
言語学習の基本は「長期目線」です。
しかし、「短期間で少しでもスコアアップしたい」というニーズもあると思います。
「文法」は「覚えるルールに限りがある」というのが嬉しいポイントです。
特に「短期間で効率的に」と考えている場合は「パターンプラクティス」がおすすめです。
TOEICに頻出の問題パターンがあるため、何度も問題演習し、体に染み込ませていきます。
「TOEIC文法対策におすすめの参考書【スコア帯別】」のパートで紹介したテキストは、どれも繰り返し学習に向いています。
中期(2〜3ヶ月)|文法と精読を融合させる
「文法」の「型(パターン)」をある程度習得できたら、「長文読解」と組み合わせて学習していきます。
「文法学習」一辺倒ではモチベーション維持が難しく、英語を読めるようになってきたのかどうか判断しづらいです。
「英語を読めるようになっている」という実感を持ったときが「文法学習」の成果が出ている証拠です。
Part5の文法学習は継続しつつ、Part6やPart7の前半の問題にも取り組んでみましょう。
「英文読解」でつまずくなら、文法の基礎に立ち返りましょう。
『肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本』などが参考になります。
- 文法学習(パターンプラクティス)を継続
- 200〜300語程度の英文に触れて「文構造」を理解する
- 「文法」や「文構造」が理解できない場合は、「文法書」に立ち返る
この3つを繰り返すことで、理解できる文法の「幅」と読める英文の「量」が増えていきます。
Part7対策にもつながるおすすめの学習法です。
長期(3ヶ月以上)|文法を使える知識に昇華
英語を勉強する理由はさまざまだと思います。
そこには最終的に、「英語が話せるようになりたい」という想いがあるはずです。
「文法」は言語の「ルール」です。
「ルール」を知らなければ、スポーツでもパフォーマンスを発揮できません。それは英語も同じです。
「文法」が体に染み付き、読める量が増えてきたら、「インプット量」も増やします。
インプットを増やすのと同じくらいのタイミングで「アウトプット」の練習もしていきます。



はじめのうちは「ひとり言」で英語を話すのがおすすめです。
誰に見られるわけでもなく、堂々と失敗することができます。
「テキスト」に出てきたお気に入りの表現を暗記して、アウトプットしてみましょう。
ChatGPTにお気に入りの表現やフレーズをメモリさせておく方法もあります。
好きなときに「表現集」や「一覧表」として出力できます。
長期で勉強していると「インプット」だけでは挫折するタイミングが出てきます。
「アウトプット」も並行しながら、少しずつ「表現できる場」を増やしていきましょう。
Q&A|TOEIC文法でよくある悩みとその解決法


TOEICの文法対策に取り組む中で、多くの学習者が共通して抱える「悩み」があります。
私自身や周囲の学習者がつまずいた代表的な疑問と、その解決策を挙げます。
「何度やっても忘れる…」|復習の間隔がカギ
英語を勉強する中で「昨日やったはずなのに、もう忘れている…」と感じたことはありませんか?
私の場合は「英単語学習」でよくこの感覚に陥ります。
この悩みに対する解決策は、「1回の学習で完璧を目指さないこと」です。
おすすめは「分散復習」。
以下のような間隔で復習のリズムを作るだけで、記憶定着率がぐっと上がりました。
- 1回目:今日(初学習)
- 2回目:翌日(軽く復習)&この日の文の学習
- 3回目:3日後にこれまでの内容を「60%」くらいの感覚で復習
- 4回目:1週間後:初日の分から総復習(ミニテストを実施してもOK)



「1回で全部覚える」という気持ちは捨ててOK。
1個前の学習と「少しずつラップさせながら」学習していくと定着率が上がります。
私は「全部しっかり覚えないと気持ち悪い」と感じるタイプです。
しかし、慣れてくると「パズルのピースを埋める感覚」になってきて、継続して学習できます。
TOEICのPart5で「なんとなく選んでしまう」|判断の型を持とう
Part5では、「なんとなくこれっぽい」で選んで不正解…。
これが一番もったいないです。
私も判断に迷って「二者択一」することがありますが、このような回答の仕方は避けたいです。
この問題は「自分の判断基準=型」を明文化することで解決しました。
「英文法のパターン」をストックしておき、判断に迷ったときは「パターンの引き出し」から回答を引っ張り出してきます。
これが「正しい直感の使い方」です。
このままだと「抽象的」でわかりにくいので、例えば、
- 品詞問題:語尾+空欄前後の品詞パターン(副詞+形容詞+名詞など)で判断
- 時制問題:文の「軸となる時間」に注目(過去?現在?未来?)=主節を即座に捉える
- 語法問題:動詞の語法パターン(remind A of B型など)をストックし、考えなくても瞬時に答えを出せるようにする



「何を見れば判断できるのか?」を明文化しておきましょう。
「なんとなくで選ぶ」が減ります。
文法対策に効果的なChatGPTの使い方は?|「文法の質問箱」として活用しよう
ChatGPTは、疑問が出たその場で「すぐに質問できる相手」として使うのが効果的です。



疑問はメモしておかないと忘れます。
思いついたらすぐChatGPTに尋ねるクセをつけましょう。
私の場合は、下記のようにChatGPTを活用しています。
- テキストやPodcastでわからない表現や単語が出てきたら、すぐに意味を確認し、それらをメモリしておいてもらう
- 「熟語」や「語法」について、その成り立ちからわかりやすく解説してもらう
- 自分が覚えておきたい表現をストックして、見たいときに「一覧表」で出してもらう




まとめ|TOEICスコアを上げたいなら、文法力を得点力に変えよう
TOEICでスコアを伸ばしたいなら、まず向き合うべきは「英文法」です。
Part5対策はもちろん、Part6・Part7の読解スピードやリスニング力にも直結します。
「英語が読めない」「英語が聴き取れない」
その多くは「文法があやふや」なせいかもしれません。
本記事では「スコア帯別のおすすめ文法参考書」と「短期〜長期の学習戦略」を体系的に紹介しました。
私が実践してきた「文構造を見抜く力」と「パターンプラクティスの積み重ね」も解説しました。
文法は「TOEICの登山靴」。履かなければ、一歩も前に進めません。
しかし、履いて歩き出せば、見える景色は確実に変わります。
「そろそろ本気で、土台から強くなりたい」
そう感じた人は、この記事から「自分に合った1冊」と「学習スタイル」を見つけてください。







コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
読む速さ、TOEICではとても大切ですよね。
私も昔受験したことがありましたが、800点でした🥲
この記事の内容も参考にしながら、私も勉強したいとおもいます!
こんにちは~!
励みになるコメント、ありがとうございます😊✨️
私も何年もTOEICを受けていない期間がありましたが、今では定期的に受けるようになりました!
結果が出ると嬉しいですし、ぜひ一緒に頑張りましょう💪