- TOEICの参考書が多すぎて、どれを選べばいいかわからない
- スコアに合った参考書の選び方がわからない
- パート別の参考書は何を使えばいいの?
- 買ったはいいが途中で放置している参考書がある…
TOEICの参考書選びは、それだけでかなりの労力が必要です。
私自身、TOEIC対策を始めたころは「とりあえず本屋で目についた問題集を買う」という選び方をしていました。
結果、自分のレベルに合っていない問題集を買い、途中で挫折する経験を何度もしました。
参考書選びに失敗しなければ、スコアアップはもっと早かったと思っています。
この記事では、TOEIC965点の私が実際に使い、効果があると判断した参考書をスコア別・パート別に整理してまとめました。
- TOEIC参考書選びで失敗しないための3つのポイント
- スコア帯別のおすすめ参考書(〜600点・600点台〜700点台・800点以上)
- パート別(Part1〜Part7)に厳選した参考書と勉強法の記事リンク
- 語彙・単語のおすすめ参考書
ぜひ最後までお読みください。
この記事で紹介する参考書は、以下の基準で選んでいます。
- 私自身が実際に使い、スコアアップに効果を感じた
- 解説がわかりやすく、独学でも進められる
- 1冊を繰り返し使える構成で、復習しやすい
TOEIC対策を始めるなら、まずこの2冊から始めてみてください。
語彙の土台を作る『金のフレーズ』と、実戦感覚を確認する『公式問題集』です。
この2冊を軸にして、自分の弱点パートの問題集を1冊加えるのが基本の組み合わせです。
執筆者の実績は下記のとおりです。
詳しく知りたい方は、ぜひプロフィールをご覧ください。

TOEIC参考書選びで失敗しない3つのポイント
参考書を買う前に、まずこの3点を確認しておきましょう。
① 現在のスコアを数字で把握する
参考書選びの大前提は、自分の「今のスコア」を知ることです。
TOEIC未受験の方は、まず公式模試や無料サンプル問題で現在地を確認することをおすすめします。
目標スコアではなく、現在のスコアに合った参考書から始めることが最短ルートです。
エイゴリくん自分のレベルより難しい参考書を買っても、挫折するだけです。
② 「全パート対策」か「パート特化」かを決める
参考書には大きく2種類あります。
全パートを網羅した「総合問題集」と、特定のパートに絞った「パート特化型問題集」です。
総合問題集は、TOEICの全体像をつかむ段階や、模試演習に向いています。
パート特化型は、苦手なパートを集中的に強化したいときに効果的です。
まず総合問題集で全体を把握し、弱点パートがわかったらパート特化型に切り替えるのが王道の進め方です。
③ 公式問題集は必ず手元に置く
どのスコア帯の方にも共通しておすすめするのが、ETS(試験主催団体)が出版する「公式問題集」です。
本番と同じ形式・難易度で練習できるのは、公式問題集だけです。
市販の問題集で基礎を固めながら、定期的に公式問題集で実戦感覚を確認する流れが効果的です。



試験の傾向は変わり続けるため、なるべく近年出版されたものを選んでください。
【スコア別】TOEICおすすめ参考書まとめ
スコア帯ごとに、優先して取り組むべき参考書を整理したので、教材選びの参考にしてください。
〜600点を目指す方向けの参考書
この段階では、文法の基礎固めと語彙の積み上げが最優先です。
スコアが伸び悩んでいる方の多くは、語彙力と文法の土台が不安定なまま問題演習に進んでいます。
基礎を固めることが、スコアアップへの「一番の近道」です。
| 優先度 | カテゴリ | 取り組み内容 |
|---|---|---|
| 1位 | 語彙 | 『金のフレーズ』で毎日コツコツ |
| 2位 | 文法 | Part5問題集で基礎固め |
| 3位 | 模試 | 『公式問題集』で月1回の実戦演習 |
語彙は『金のフレーズ』を毎日の習慣に組み込むことで着実に伸びます。
文法はPart5の問題集を繰り返し解くのが効率的です。
600点到達のための勉強法は、以下の記事で詳しく解説しています。


600点台〜700点台の方向けの参考書
この段階では、パート別の弱点つぶしが効果的です。
リスニングとリーディングのどちらでスコアを落としているかを公式問題集のスコアで確認し、弱いほうに時間を集中させましょう。
文法の底上げには、Part5の問題集が直結します。
730点を超えたあたりからは、Part6・Part7の読解力も伸ばす必要が出てきます。
| 優先度 | カテゴリ | 取り組み内容 |
|---|---|---|
| 1位 | 文法(Part5) | Part5特化型の問題集で弱点つぶし |
| 2位 | 読解(Part6) | 『パート6特急』で文脈読解を強化 |
| 3位 | 語彙 | 『金のフレーズ』を継続 |
Part5の問題集は解説が詳しいものを選んでください。
「なぜその答えになるのか」を理解しながら解くことで、同じ問題パターンに対応できるようになります。
700点到達に向けた勉強法の詳細は、以下の記事にまとめています。





730点の壁は「文脈を読む力」で突破できます。
800点以上を目指す方向けの参考書
800点以上を目指す段階では、得点源を伸ばす戦略への切り替えが必要です。
私がスコアを安定して900点台に乗せるために特に力を入れたのは、Part7の速読精度と文法の引き算でした。
「なぜ時間が足りないのか」「なぜこの問題で迷うのか」を分析することが、この段階のカギです。
| 優先度 | カテゴリ | 取り組み内容 |
|---|---|---|
| 1位 | 長文読解(Part7) | Part7特化型の問題集で速読力を磨く |
| 2位 | 文法強化 | 文法の精度を上げてミスを減らす |
| 3位 | 模試 | 『公式問題集』で精読復習 |
Part7は、800点台までは設問から逆算して情報を拾う「スキャニング」が有効ですが、900点以上を目指すなら全文を読む力をつける方が結果的に速くなります。
公式問題集は解きっぱなしにせず、間違えた問題を精読する復習が900点台への近道です。
800点以上は「正解率の積み上げ」ではなく「ミスのパターン分析」がスコアアップのカギです。
800点台からの伸ばし方については、以下の記事も参考にしてください。


【パート別】TOEICおすすめ参考書まとめ
パートごとに、対策の方向性とおすすめ参考書を紹介します。
Part1・Part2(リスニング基礎)の対策と参考書
Part1は写真描写、Part2は応答問題です。
どちらも「聞き取れているのに答えが選べない」という落とし穴があります。
正確に聞き取る力と、引っかけパターンの把握が得点に直結します。
Part1は問題数が少ないため単独で対策するよりも、リスニング全体の基礎力を上げる意識が大切です。
Part2は「変化球」と呼ばれる間接的な応答パターンに慣れておくと、本番で迷いにくくなります。
Part1の対策と聞き取れない原因の分析については、以下の記事を参考にしてください。


Part2の変化球問題に特化した問題集は、以下の記事で詳しくまとめています。


Part3・Part4(会話・説明文問題)の対策と参考書
Part3は2〜3人の会話、Part4は1人の説明文を聞いて答える形式です。
リスニングセクションの中で最も問題数が多く、スコアへの影響が大きいパートです。
「聞き取れているのに正解できない」場合は、先読み(設問を先に読む)の練習が効果的です。
私自身、Part3・Part4の先読みを徹底するようになってから、リスニングのスコアが安定しました。



先読みの習慣ができると、聞くべきポイントが絞れるようになります。
Part3・Part4の対策と効果的な勉強法は、以下の記事で詳しくまとめています。


Part5・文法の対策と参考書
Part5は短文穴埋め問題です。
文法・語彙・品詞の知識が直接問われるため、スコア全体に影響する最重要パートのひとつです。
Part5は正答率を上げるだけでなく、解答スピードを上げることでPart7に使える時間が増えます。
問題集を選ぶときは「解説の詳しさ」を重視してください。
正解の根拠だけでなく、不正解の選択肢がなぜダメなのかまで解説されているものが理想です。
Part5の問題集選びと効果的な勉強法については、以下の記事をご覧ください。


文法力を軸にスコアを伸ばす戦略については、以下の記事も参考にしてください。


Part6(長文穴埋め)の対策と参考書
Part6は、4つの長文に空所補充問題が設置された形式です。
Part5と似ているようで、実は文脈の流れを読む力が問われます。
単語や文法の知識だけでは正解できない問題が増えているため、Part6専用の対策が必要です。
特に「文挿入問題」は前後の文脈を正確につかむ練習を繰り返すことで、正答率が安定します。



Part6は「前後の文脈」を読む練習を積み重ねることで、正答率が一気に上がります。
Part6対策の定番参考書『パート6特急』のレビューは、以下の記事でまとめています。


Part7(長文読解)の対策と参考書
Part7は、TOEICのリーディングセクションで最も問題数が多いパートです。
時間切れによる失点が多い方には、まず設問を先に読んでから本文を読む練習が有効です。
私も最初はスキャニング(必要な情報だけを拾う読み方)で時間切れを防いでいました。
ただ、900点以上を安定して取れるようになった今は、全文を読むスタイルに切り替えています。
返り読みがなくなり、結果的にその方が速いと感じています。



スキャニングは中級者には有効ですが、上級者は「全文を読む力」をつけた方が安定します。
目標スコアごとに最適な問題集を選ぶ基準まで、詳しくまとめています。


【語彙・単語】TOEICに必携の参考書
どのスコア帯の方にも、語彙力の強化は欠かせません。
『金のフレーズ』|TOEIC語彙の定番単語帳
TOEICの単語帳で最も実績があるのが、TEX加藤著の『金のフレーズ』(通称:金フレ)です。
TOEIC頻出の1000語を、フレーズ単位で覚える構成になっています。
単語を「単語帳の例文」ではなく、TOEICに出る文脈のまま覚えられる点が最大の強みです。
私自身、500点台から900点台に到達する過程で金フレを何周もしました。
TOEIC対策の語彙学習は、金フレを軸にするのが一番の近道だと思っています。
ただし、TOEIC300点台など英語の基礎に不安がある方は、まず中学レベルの単語を固めてから金フレに入るほうがスムーズです。



金フレは「1周して終わり」ではなく、何度も繰り返すことで効果が出ます。
金フレの詳しいレビューと使い方は、以下の記事でまとめています。


まとめ|自分のスコア帯に合った参考書から始めよう
この記事では、TOEICのスコア別・パート別におすすめの参考書をまとめました。
- 参考書を選ぶ前に、現在のスコアを数字で把握する
- 公式問題集は全スコア帯共通で手元に置く
- 〜600点は語彙と文法の基礎固めを最優先
- 600点台〜700点台はパート別の弱点つぶしに切り替える
- 800点以上はミスのパターン分析と精読の質を上げる
- 語彙は『金のフレーズ』を軸にする
参考書は何冊も買うより、自分のスコアに合った1冊を徹底的にやりきるほうが結果につながります。
最初の一歩は、公式問題集で今の実力を測ること。
スコアがわかったら、この記事のスコア別ガイドから1冊を選んで始めてみましょう。
参考書選びに迷うより、1冊を使い切ることがスコアアップへの最短ルートです。
まず基礎から固めたい方はこちらの記事をどうぞ。


Part7を重点的に伸ばしたい方はこちらをご覧ください。





コメント