- 英語学習で「目標設定」って本当に大切なの?
- 目標を立てても途中で挫折してしまう…
- TOEICのスコアを伸ばすには、どんな目標の立て方がいいの?
- 目標設定がうまくなると、ビジネスにも役立つって本当?
私は英検1級に合格するまでに5回不合格を経験しました。
振り返ってみると、最初のうちは「とにかく英検1級に受かりたい」という漠然とした目標しかなく、何をどう勉強すれば合格に届くのかが見えていませんでした。
転機になったのは、「語彙」「ライティング」「面接」のどこで落としているかを試験ごとに分析し、課題を絞って対策するようになったことです。
目標を「英検1級合格」から「語彙セクションで〇〇点取る」に具体化した瞬間、学習の方向が定まり、結果がついてきました。
この記事では、英語学習で成果を出すための目標設定の方法と達成のコツを、私の実体験をもとに解説します。
- 英語学習で目標設定が大切な3つの理由
- 目標を立てる具体的な3ステップ
- 学習を継続して目標を達成するためのコツ
ぜひ最後までお読みください。
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英語学習で目標設定が大切な3つの理由
英語学習を始めるとき、「とりあえずがんばる」だけでは長続きしません。
目標設定が大切な理由を3つに絞って解説します。
① 学習の方向がブレなくなる
目標が明確だと、「今やるべきこと」がはっきりします。
たとえば「TOEIC700点を取る」という目標があれば、Part5の文法問題を強化すべきか、リスニングに時間を使うべきかの「判断基準」ができます。
逆に目標がないと、参考書をあれこれ買い替えたり、SNSで見かけた勉強法に振り回されたりしがちです。
HITO私も「なんとなく英語ができるようになりたい」と思っていた時期は、何をやっても手応えがありませんでした。
② 継続のモチベーションになる
英語学習は成果が出るまでに時間がかかります。
目標があると「あと〇〇点で達成」「今月中にこの単語帳を1周する」など、進捗を数字で実感できるので、途中で投げ出しにくくなります。
英語学習は継続できれば「ほぼ勝ち」です。
継続するための仕組みとして、目標設定は欠かせません。
③ TOEICにもビジネスにも応用が効く
目標を設定し、計画を立て、振り返りながら修正する。
このサイクルは、英語学習だけでなく仕事の進め方とまったく同じです。
私は前職で海外からのお客様のアテンド業務を担当していました。
空港への出迎えから観光案内、工場案内まで1日中英語で対応する仕事です。
この業務をこなせたのは、英語学習で培った「目標を決めて一つずつ潰す」習慣があったからだと感じています。



英語学習の目標設定力は、キャリアにもそのまま活きてきます。
英語学習の目標設定|3ステップで決める方法
「目標設定が大切なのはわかった。でも、どう立てればいいの?」という方のために、3ステップで解説します。
ステップ①|「何のために英語を学ぶか」を明確にする
まず「目的」をはっきりさせましょう。
目的が違えば、やるべきことも変わります。
| 目的 | 目標の例 |
|---|---|
| 昇進・転職に活かしたい | TOEIC 700点以上を取得する |
| 海外旅行で困らないようにしたい | 日常会話フレーズを100個覚える |
| 英語の資格がほしい | 英検2級に合格する |
| 仕事で英語メールを書けるようにしたい | ビジネスメールの定型表現を30パターン習得する |
「英語ができるようになりたい」だけでは抽象的すぎます。
「何のために」「どの場面で使いたいか」を言語化するのが最初のステップです。
ステップ②|数字で測れるゴールを設定する
目的が決まったら、それを数字で測れるゴールに変換します。
- 「リスニングを伸ばしたい」→「TOEICリスニングで400点を取る」
- 「単語力をつけたい」→「金のフレーズを1周する」
- 「英語を読めるようになりたい」→「英字新聞を週1回読む」
数字にすると、達成できたかどうかが一目でわかります。
ここで大切なのは、「ちょっと頑張れば届く」くらいの目標にすることです。
私が英検1級を目指したときも、最初から1級を狙ったわけではありません。
まず準1級に合格し、そこから1級に挑戦するというステップを踏みました。
いきなり高すぎる目標を設定すると、届かない距離に疲れて挫折しやすくなります。



「あと少しで届きそう」という感覚が、学習を続けるエンジンになります。
ステップ③|期限とマイルストーンを決める
ゴールが決まったら、「いつまでに」を設定します。
おすすめは3ヶ月〜半年の期間です。
1年以上の長期目標だけだと、途中でダレてしまいます。
3ヶ月ごとのマイルストーン(中間目標)を置くと、ペースを保ちやすくなります。
3ヶ月マイルストーンの例(TOEIC 700点を目指す場合):
| 期間 | マイルストーン |
|---|---|
| 1ヶ月目 | 基礎文法を1冊仕上げる。金のフレーズを1周する |
| 2ヶ月目 | 公式問題集を1冊解く。弱点パートを特定する |
| 3ヶ月目 | 弱点パートを集中対策する。模試で700点を超える |
計画を立てるときは、「オフの日」を設けるのもポイントです。
毎日休みなしの計画は、破綻しやすいので気をつけましょう。



計画は「守れる設計」にすることが一番大切です。
英語学習の目標を達成する|継続と計画のコツ
目標を立てても、達成できなければ意味がありません。
ここでは、学習を継続して目標を達成するための具体的なコツを紹介します。
英語学習のスキマ時間活用|忙しくても続く仕組み
忙しい社会人にとって、まとまった勉強時間を確保するのは簡単ではありません。
私が実践してきたのは、スキマ時間の積み上げです。
大学時代、通学の電車の中で『キクタン900』を繰り返し見ていました。
机に向かう勉強ではなく、「持ち歩いて目を通す」スタイルです。
これだけでも語彙力は確実に伸びました。
通勤中、昼休み、お風呂の時間を積み上げれば、1日1〜2時間は確保できるはずです。
アプリや新書サイズのテキストを活用すれば、場所を選ばず学習できます。



歩みをゆるめてもいいので、「少しずつでも前進する」クセをつけましょう。
英語学習の振り返りと計画修正|目標達成のカギ
計画は立てて終わりではありません。
定期的に振り返り、修正することが目標達成のカギです。
私自身、TOEICを定期的に受験するようにしています。
過去12回分のスコアを振り返ったとき、リスニングは480〜495点で安定している一方、リーディングは390〜470点と大きくブレていることに気づきました。
この振り返りがなければ、「リーディングに集中すべき」という判断はできなかったはずです。
振り返りのタイミングは月1回がおすすめです。
「計画通り進んでいるか」「目標に無理はないか」を確認し、必要なら軌道修正しましょう。



振り返りの習慣がある人とない人では、同じ勉強量でも伸び方が変わってきます。
英語教材は「1冊を繰り返す」が基本
目標を達成するうえで、教材選びも重要です。
ただし、たくさんの教材を買い込む必要はありません。
「1冊を繰り返す」のが基本です。
1冊を3周すれば、内容が定着します。
あれこれ手を出すよりも、1冊を深くやり込むほうが効率的です。
教材選びに迷ったら、目標スコアや目的に合った1冊を選んで、まずはそれをやり切りましょう。


英語の目標設定|よくある質問
目標が途中でブレてモチベーションが下がる…
目標設定に無理がなかったか、振り返ってみましょう。
モチベーションを維持するには、「ちょっと手を伸ばせば届く」くらいの目標がベストです。
特に初学者ほど大きな目標を設定しがちなので、スモールステップの積み重ねを意識してみてください。
英語に興味はあるけど「目標」が見つからない
英語に興味があるということは、「英語を話してみたい」「英語の文章を読めるようになりたい」といった願望が根底にあるはずです。
TOEICの『特急シリーズ』などを手にとってみて、「これくらいの英語は読めるようになりたいな」という気持ちに向き合ってみてください。
その気持ちが、目標の出発点になります。
忙しくて勉強時間が取れない
スキマ時間を有効活用しましょう。
通勤中、会社の昼休み、お風呂に入っている時間を積み上げると、1日1〜2時間は確保できます。
大切なのは「まとまった時間がないとダメ」という思い込みを捨てることです。
1日15分でも、続ければ力になります。
まとめ|英語学習は「目標設定」で9割決まる
この記事のポイントを振り返ります。
- 目標設定で「学習の方向」「継続力」「ビジネススキル」の3つが伸びる
- 目標は「目的の明確化→数値化→期限設定」の3ステップで立てる
- 「ちょっと頑張れば届く」目標が、一番続けやすい
- スキマ時間の活用と定期的な振り返りが、達成のカギ
英語学習で一番もったいないのは、方向が定まらないまま時間だけが過ぎてしまうことです。
目標を決めれば、やるべきことが見えてきます。
まずは「何のために英語を学ぶのか」を自分に問いかけるところから始めてみましょう。










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