TOEIC 900点突破!800点台停滞を抜け出す効率的な英語学習

お悩みくん

TOEICで800点は無事に突破したものの、なかなか900点の「壁」を超えられない。一体、自分には何が足りないのか…?
こんなに勉強しているのに、900点の壁は超えられないのではないか…。

本記事では、そんなお悩みを解決します。

800点を取れる実力がある人は、必ず900点まで到達できますので、ご安心を!

✔本記事の要約

本記事では、TOEIC800点台で停滞している人が900点の壁を突破するための「英語の質を高める学習法」について解説します。
TOEIC900点を取るために必要な文法理解、語彙力強化、マインドセットの重要性について詳しく説明し、具体的な勉強法を紹介します。

✔本記事の構成

  • 結論:【TOEIC900点の「壁」を超える】英語の「質」を高める方法
  • TOEIC900点突破のカギ!文法理解度を高める方法
  • TOEIC900点に必要な語彙力とは? 効率的な単語学習法
  • 英語の「質」を高めたいなら、「マインドセット」も重要
  • 結局、何をすればTOEIC900点の「壁」を突破できるのか?
  • 【TOEIC900点突破に向けて】英語の「質」を上げる方法
  • 【TOEIC900点突破に向けて】語彙力の強化方法
  • まとめ:TOEIC900点の「壁」を突破した自分を想像しよう

✔本記事の信頼性

この記事を執筆している私は「TOEIC965点」「英検1級」を取得済みです。大学・大学院で英語を学問として学び、高校で英語を教えていた経歴もあります。また、TOEICのリーディングを全文読みながら時間内に解き終わる方法を確立し、900点を超えるスコアを安定して取得しています。

目次

結論:【TOEIC900点の「壁」を超える】英語の「質」を高める方法

1日の勉強時間が2~3時間取れていて、「やってもやっても900点の壁を越えない」という人は英語の「質」について考えてみましょう。

「質」といっても漠然としているので、もう少し深掘りします。

私がここで指している英語の「質」は、下記の2点です。

  1. 文法理解度
  2. インプットしている語彙の量・レベル

それぞれ詳しく見ていきましょう。

TOEIC900点突破のカギ!文法理解度を高める方法

英語の「質」が高い人は、文法理解度が非常に高いです。

当たり前といえば当たり前の話なのですが、文法の理解度が高ければ高いほど、英文読解力やリスニング力が高くなります。

なぜTOEICが800点台の人は、なかなか900点の「壁」を超えられないのか?

それは、「正確に読解できていない」問題が多いからです。


例えば、下記の問題を正確に読解して答えを選び取れますか?

Passage:
The annual company picnic was originally scheduled for Saturday, but due to inclement weather, it has been postponed until the following weekend. Employees who have already registered do not need to take any action, as their registration will remain valid. Those who are unable to attend on the new date should notify HR by Wednesday.

Question:
What does “their registration” refer to?
(A) The new event date
(B) The names of employees
(C) The employees’ participation status
(D) The company’s policy on rescheduling

Correct Answer:(C) The employees’ participation status
Common Mistake:800点台の人は(A)を選ぶことがあります。

800点台の人は、”registration”の意味を正しく取れず、新しい日付そのものと誤解することがあります。

私がTOEIC800点台だったとき「雰囲気」で読み取っている問題(特にPart.7)がいくつかありました。
それだとなかなか900点を突破することができません。

900点を超えるようになってからは、「たぶん、これが正解だろう」という問題は、ほぼ無くなりました。

中にはトリッキーな問題もあるので、問題のロジックがわかっていても答えに悩むものもあります。
ただ、それは英語とはまた別の読解力のような気がします。

「雰囲気」で回答しないためには「正確に英文読解する」必要があります。
「正確に英文読解する」ためには、「高い精度の文法理解」が欠かせません。

TOEICに特化した問題集を解いていると、TOEICの出題パターンには慣れますが、「文法範疇」は限られます。

TOEICに特化した学習から少し外れて、今一度「文法」を見直すことをオススメします。

いきなり英字新聞を読むのはハードルが高いので、The Japan Times Alpha などの英語学習者向けの英字新聞に触れるのも良いでしょう。

TOEICで高得点を取るための文法ではなく、実生活で使える文法を身に付けるステージに来ていると思います。

HITO

TOEFLの勉強をすると、「視点」が変わってTOEIC対策になることがありますよ。

TOEIC900点に必要な語彙力とは? 効率的な単語学習法

TOEIC800点台と900点台では、明らかに語彙力に差があります。

HITO

私も800点台のときは「語彙」を(今振り返ると)おろそかにしていました。

例えば、下記の一覧を見て、どの程度意味が理解できるでしょうか?

英単語日本語訳
streamline簡素化する、効率化する
oversee監督する、管理する
allocate割り当てる
compliance(規則・法律の) 遵守
contingency緊急事態、予備策
liability責任、負債
procurement調達
incentive動機付け、奨励金
endorse支持する、承認する

900点台の人は、これらの単語が出ても躊躇せずに意味を理解できるはずです。

一覧表を見て「この単語の意味は知らなかった」というものがあれば、「伸びしろ」がありますね。

一般的に、英語の文章を理解するためには、全単語のうち95~98%を知っている必要があると言われています。

具体的な数値を示すと、下記の通りです。

・95%の語彙カバー率(20語中1語が未知の単語)
→ 文脈から推測すれば、なんとか理解できることが多いが、かなり負担が大きい。

・98%の語彙カバー率(50語中1語が未知の単語)
→ 読解がスムーズになり、ほぼ支障なく内容を理解できる。

語彙を増やせば増やすほど、英文読解が容易で正確になるため、少ない労力で英文読解できるようになります。

英語の「質」を高めたいなら、「マインドセット」も重要

TOEICで900点や満点を目指す人たちは「それ自体」が「目的」になりがちです。

ですが、本来の英語学習の目的は何だったでしょうか?

「英字新聞や英語の雑誌をそのまま読めるようになりたい」
「洋画を字幕なしで見て、理解できるようになりたい」

このように、英語学習の「本来」の「学習目的」があったはずです。

それがTOEICを学習するうちに「点数を上げること」が「目的」にすり替わってしまっている人もいると思います。

ここで1回マインドを見直して、「何のために」英語学習を継続していて、そのプロセスの中で「TOEIC900点が必要なのはなぜか?」を考えてみましょう。

HITO

マインドセットを見直すことで、英語学習のモチベーションアップに繋がることがあります。

結局、何をすればTOEIC900点の「壁」を突破できるのか?

結局、何をすればTOEIC900点の「壁」を突破できるのか?

英語の「質」を高め、「マインドセット」も切り替えて、900点突破に向けてエンジンをかけ直しましょう、という話をしました。

「でも、結局何をすればいいの?」という疑問も残るかと思いますので、私なりの回答を示したいと思います。

【TOEIC900点突破に向けて】英語の「質」を上げる方法

英語の「質」を上げるためには、「質」の高い英文を読む必要があります。

海外の雑誌や英字新聞でも良いですし、The Japan Times Alpha などの英語学習者向けの英字新聞もオススメです。

また、CNN English Expressなどの雑誌も学習者向けに作られているので、オススメです。

北村 一真さんの『ロゴフィリア』も英語力アップには打ってつけですね。
『ロゴフィリア』は、語彙を増やしつつ、「質」の高い英文に触れることができるため、「一石二鳥」かと思います。

ただ闇雲に読むのではなく、英語のロジックを理解しながら読むことで「読解力」が上がります。

文法事項で理解できない部分があれば、「文法書」で振り返るのが良いでしょう。

HITO

ChatGPTに構文の意味や構造を訊くのもありです。

【TOEIC900点突破に向けて】語彙力の強化方法

語彙力強化については、他の記事でも触れているので、参考にしてみてください。

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TOEICに関しても、「900点突破」のための「単語帳」がいくつかあります。

ですが、ここではTOEIC特化の単語帳ではなく、こちらをオススメします。

TOEIC900点よりも「もう一段階上」の語彙力を身に付けて、TOEICの問題文を読む中でわからない単語がないようにするとGoodです。

HITO

余裕がある人や単語学習が得意な人は『究極の英単語Vol.4』に挑戦してもいいと思います。

まとめ:TOEIC900点の「壁」を突破した自分を想像しよう

TOEIC800点台で留まってしまう人には、やはりそれなりの理由があります。

  • 勉強量が確保できていても、質が高まっていない
  • 勉強の量も質も足りない
  • 勉強の質は悪くないが、方向性が間違っている
  • TOEICの勉強にこだわるあまり、TOEIC目線でしか英語を勉強していない

これらの状態を脱却することで、900点突破が見えてきます。

英語の勉強の「質」を上げる。
そのために、「質」の高い英語を読む。

具体的には、The Japan Times AlphaやCNN English Express、Japan Times本誌やScientific American、The Economistなどですね。
後半の3つは難しく、私もまだまだ勉強中です。

英文法の理解が足りないようであれば、「文法書」や「AI」も上手に活用してみましょう。

第二言語として英語を習得している場合、英語のロジック=文法・文構造を理解していなければ、読んだり聞いたりすることはできません。

また、TOEICに出題される語彙も年々難化しているため、それらに耐えうる力もつけましょう。

『究極の英単語Vol.3』や『究極の英単語Vol.4』でどんどん語彙力を強化しましょう。

英語の質や語彙力のアップができれば、800点台から900点へは間違いなく突破できます。

今回はここまで!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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この記事を書いた人

1990年生まれ。
静岡県在住の駆け出しブロガー。

英語が好きで、大学卒業後は高校の英語教員に。
ブラックな働き方に耐えられず、1年も経たずに退職。

翌年に大学院に進学し、一念発起で英語の勉強をやり直し。

大学院卒業後は、静岡県内の中小企業に就職し、総務と人事を経験。

7年勤めた会社を退職し、2024年4月から日産系メーカーに転職。

日産系サラリーマンから卒業し、経済的自由を達成するのが目標。

特技は英語。
TOEIC965点、英検1級を取得済み。
英語の勉強方法について情報発信中。

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