どうも!日産系サラリーマンHITOです。
主に就職や転職について「人事の目線」も踏まえて情報発信していますが、自身が好きな「英語」についても情報発信しています。
今回は「英検1級の単語学習」について書いていきたいと思います。
このページに辿り着いてくれた方は、次のような「想い」「悩み」をお持ちではないでしょうか?
- 英検1級になんとか合格したい
- 英検1級は30代からでも合格できるのか?
- 英検1級の勉強を始めたはいいが、単語が難しすぎる
- 効率的な単語学習方法はないのか?
- なかなか英単語学習が進まない
- 結局、どんな単語帳やアプリを使って勉強すれば良いのか?
みなさんのこのような疑問や不安に30代で、完全独学で英検1級に合格した私が、私なりの「最適解」をお伝えしたいと思います!
オススメの単語帳
単語帳に関しては以前もブログに書きましたが『英検1級 でる順パス単 5訂版』があれば十分です。
収録語彙数が「2,400語」あるので、これ1冊を完璧に仕上げれば、十分に英検1級の語彙問題に太刀打ちできます。
『出る順で最短合格!英検1級単熟語EX 第2版』も悪くないと思います。
こちらの収録語彙数は「2,950語」ですね。
まずは「どちらか1冊」で良いと思います。
重複している単語もかなり多いので、両方に手を出す必要はありません。
実際に書店で見比べてみて「レイアウト」「単語の並び順」「紙質」「色味」などで感覚的に選んで良いと思います。
私が「パス単」をオススメするのは
- レイアウトが見やすい(間隔が詰まっていない)
- 「品詞」ごとにまとまっている
という2点が気に入っているからです。
「出る順EX」のほうは、収録語彙数が多い関係もあって、少し「ギュッ」としていて、あまり余白がありません。
加えて、単語が品詞ごとの並びにはなっていないため「名詞は名詞でまとまって覚えたい」という方には向かないでしょう。
本当に「好みの問題」になってくるので、取り組みやすいほうを選んでみてくださいね。
単語学習の進め方
単語学習に関しても「ただ闇雲にやれば良い」というわけではありません(ガムシャラに進めて継続できる人はそれでも良いと思います)。
私の場合は「終わりが見えない」とモチベーションが下がってしまうので、「スケジューリング」を意識します。
スケジューリングできれば「焦り」や「不安」も消えていきますしね。
スケジューリングが単語学習のカギ
単語学習に限ったことではありませんが、学習継続において「スケジューリング」はとても重要です。
私自身はそこまで「スケジューリング」が得意ではないのですが、英語学習に関しては意識的に行うようにしています。
理由としては主に「2つ」あります。
- 学習継続の「モチベーション」維持
- 試験日までの日程を逆算することでの「不安」解消
先ほどオススメの単語帳で「パス単」を挙げたので、こちらを例に話を進めていきましょう。
収録語彙数は「2,400語」でしたよね。
そのため、「1日100語ずつ進めたとしても24日」掛かります(すごく当たり前の話なのですが。笑)。
「単語学習のボリューム」を「ペースメーカー」として「英検1級取得に向けた学習全体のスケジュールが決まっていく」と考えるとわかりやすいと思います。
現実的に「仕事をしながら2,400語も未知の単語を覚える」となると、「1日100語くらい」が正直「限界ライン」です。
(既知の単語が増えてくれば、200〜300語を覚えるのも無理なラインではないと思います)
最低でも単語帳を「3周」しないと不安が残るため
- 1日あたり「100語」の単語を暗記
- パス単であれば全2,400語収録のため、「24日」掛かる想定
- 3周はしておきたいので、24日×3周で「72日」は必要
といった「基本スケジュール」が組み立てられます。
単語だけでも「約1ヶ月半」必要なわけなので、準備期間としては「最低でも2ヶ月」「余裕をもって3ヶ月くらい」はキープしておきたいという判断になります。
もちろん、人によって「考え方」は変わると思いますが、私の場合は、このように「スケジューリング(ペースメイク)」することが多いです。
もう少しだけ細かいところまで突っ込んでいきましょう。
では、「100単語を学習するのに、1日あたりどれくらいの時間が必要か」ということを計算してみましょう。
これをやるのは「1日あたり100単語」という量が「現実的かどうか」を判断するためです。
1語につき「1分」の学習時間が必要と考えれば100語で「100分」。
毎日「100分の学習時間が確保できるかどうか」を現実のスケジュールに照らし合わせて考えてみてください。
最初は「おおよその見積もりの時間」で始めてみて、実際に時間を測って「実測値」に修正していけばOKです。
私の場合は「90〜120分」は時間が確保できたので、毎日一定のペースで単語学習を継続できました。
最後に、この学習計画をカレンダーに落とし込んでいきます。
カレンダーを買ってきて書き込んでもいいですし、Excelで作成してもいいですし、ルーズリーフに縦線・横線を引いてカレンダーのような見た目にしてもいいですし、「目で見て確認できる」状態にしておくと良いと思います。
カレンダーをベースに単語学習を進めていき、ペースを乱さないように意識します。
実際には単語学習と並行して他の学習も入ってくるので、それらもカレンダーに書き込んでペースメイクしていきます。
注意点としては「バッファーを設ける」ということです。
人間なので、機械のように毎日同じペースで継続することは難しいと思います。
「休養日」や「50語しか進めない日」など、余力を設けたスケジューリングが継続のコツです。
「回転率」を意識しよう
「スケジューリング」と同時に意識しなければならないことは「回転率」です。
「英単語の勉強は回転率だ!」という考え方(学習方法)は、YouTuberやインフルエンサーの影響で今では「一般的」な感じがします。
ですが、私は「単語学習がずっとネック」で「どうしたら覚えられるんだ…」と結構長い期間、頭を悩ませていました。
いろいろと調べるうちに「Atsueigo」というYouTubeに辿り着き、学習方法の参考にさせてもらっています。
内容をざっくりまとめると、下記のようになります(ATSUさんの方法とは少し異なる部分もありますが、大筋は同じです)。
【英単語学習のポイント】
・単語はノートに書き写して覚えない(時間がかかりすぎて効率が悪い)
・単語を見て「10回程度」発音する(単語の意味をイメージしながら、記憶に定着させるように発音する)
・「例文」を見て1〜2回発音する(この際も単語のイメージを頭の中で固めていくイメージ)
・1語にかける時間は長くても1分程度(回転率を意識する)
・1回で100語程度覚える(大変な場合は50語程度でもOK)
・次の100語に移る際は、前日に学習した100語にもサッと目を通しておく(理解レベルの確認)
・100%覚えようとしない(1周目は20〜30%の理解度で十分)
・最低でも単語帳は3回転する
このような形で「高回転」でどんどん単語帳を進めていくと、効率的に学習を進めることができます。
はじめのうちは「ちゃんとこのページの単語を覚えきれていないのが気持ち悪い」「早く1周することに意味があるのかな?」という気持ちも湧いてきます。
ですが、まったく問題ないです。
「このページのこのあたりに、あの単語があったな」「これと似た意味の単語が、あのページにあったな」というように「ページ数までわかるくらいに」記憶に定着していきます。
とにかく、1周目は早く終わらせたほうが良いですね。
単語帳全体の「イメージ」を掴んでおくことが重要になります。
単語帳は「回転率」を意識して、できるだけ早く「1周目」を終わらせよう!
最強の単語学習アプリ「でた単」を使おう!
タイトルのままではありますが、最強の英検単語学習アプリ「でた単」を使いましょう!
正直なところ「このアプリがなかったら、英検1級には合格できなかった」と言っても過言ではありません。
「コストパフォーマンス抜群」で「単語の記憶への定着」を促してくれる神アプリです。
「1,200円」という価格ながら「これまで英検1級で出題されたすべての単語問題」を網羅しています。
このアプリだけでも単語学習は十分なくらいですが、「パス単」と「でた単」の二刀流がベストだと思います。
- 自宅での学習などまとまった時間が取れるとき→「パス単」
- 通勤時間や会社での休憩時間、お風呂に入っている間などのスキマ時間→「でた単」
この進め方が「最強」だと思います。
「でた単」は英検1級に合格したあとも継続学習で使用できるので、購入しても損はないアプリだと思います。
サブスクではなく「買い切り」タイプなので、お財布にも優しいように思います。
「でた単」の「活用方法」に関しては、下記のアメブロが参考になりますよ。
https://ameblo.jp/detatan2018/entry-12759620689.html
アプリも活用して、ガンガン単語を覚えていきましょう!
スキマ時間を最大限に活用せよ!
単語学習に関しては、これまで書いてきたように「テキスト選び」や「スケジューリング」「アプリの活用」などが重要です。
最後に、日常的に使える小さな「テクニック」として、「スキマ時間を最大限に活用せよ!」ということをお伝えしたいと思います。
事前にスケジューリングして、十分な勉強期間(3〜4ヶ月)を取ったとしても、やはり「時間は有限」です。
仕事が忙しい方もいらっしゃれば、家事や育児に追われている方もいらっしゃるかと思います。
仕事・家事・育児をしながら勉強をしている方は、それだけで本当にすごいことだと思います。
「なんとか時間を捻出する」と考えるよりも「元々あったスキマ時間を活用する」と考えたほうが、気持ち的にも「楽」ではありませんか?
私の場合は、下記の時間を単語学習に使うことにしました。
- 会社の休憩時間・お昼休み
- 入浴時間
- レストランなどでの待ち時間(入店待ちやごはんが出てくるまでの時間)
このような細かなスキマ時間で勉強すると、「トータルでどれくらいの時間」になると思いますか?
「でた単」アプリでは「学習時間」も日々計測してくれるのですが、毎日「90〜120分」は確保できていました。
自分でも驚きました!「時間がない」と思っていたら、毎日、意外と捻出できていたからです。
「まとまった時間で勉強しよう」と思うと腰も重くなりますが、「チマチマと進めよう」「5分空いたから勉強しよう」という姿勢でいれば「勉強に対するハードル」も随分と下がります。
みなさんも「学習のハードル」を下げながら、上手にスキマ時間とツールを活用してみてくださいね。
まとめ:単語学習を制するものは英語を制す
今回も、私のブログに長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
英検1級取得に向けて勉強するうちに、私はあることに気がつきました。
「単語学習を制するものは英語を制す」
特に英検1級の一番のハードルは「単語(語彙)の難易度」なので、「単語学習」の重要性がより際立ちます。
単語学習は「単調でつまらない」という印象を持ってしまいがちですが、ボキャブラリーが増えると「読める英語」「聴ける英語」が増えて、「あぁ、英語がわかるって楽しいな」という感覚が増します。
「英検1級を取得したい」と考えるような人たちは(言い方が悪いですかね?笑)、結局のところ「英語が好き」なのだと思います。
ボキャブラリーを増やして、もっともっと英語を楽しみましょう。
- テキスト選び
- スケジューリング(計画、実行)
- アプリの活用
- 勉強のひと工夫(スキマ時間の活用)
これらを上手く「組み合わせれば」グッと英検1級の「合格」が近づいてきますので、焦らずに取り組んでいきましょう。
次回は「リーディング」「読解力」について何か書きたいと思っていますので、お楽しみにお待ちください。
今回は、ここまで!また次回お会いしましょう!!
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