どうも!日産系サラリーマンHITOです。
今回も元気よくやっていきたいと思います(文章からじゃ伝わらないですよね…笑)。
今回のテーマは「30代からのやり直し英語:英検1級合格に向けて」です。
私自身、英語学習はずっと継続してきたのですが、めちゃくちゃ「難敵」だったのが「英検1級」だったんですね。
大学生のときに2回受けて、2回とも不合格。
「こいつは今の自分には無理だ!」と一旦諦めましたが、結婚を機に「30代」から勉強し直し、合格することができました(ちなみに、30代になってからも3〜4回落ちました…)。
みなさん、こんな疑問や不安、モヤモヤをお持ちではないですか?
- 英検1級に挑戦したものの「難易度」が高くて太刀打ちできない
- 自分は英検1級には「縁」がなかった
- 結婚して家庭も持ったし、勉強する時間はもう取れない
- 英検1級をいつかは取りたい。でも「いつ」になるのやら…
- 結局、どんなテキストを使ったらいいのかわからない
- そもそも英検1級に向けてどんな勉強をしたらいいの?
ありとあらゆるテキストを試し、様々な勉強方法を試みて、30代にしてようやく英検1級に合格した私が「テキスト選び」から「勉強方法」まで、丁寧に解説していきたいと思います。
補足ですが、TOEICに関しては最高965点。900点オーバーを達成したのは大学生の頃でした。
TOEIC学習に関してもブログで情報発信していきたいと思いますので、お楽しみにお待ちください。
本記事では「テキスト選び」を中心に解説していきたいと思います。
それでは、本編へレッツゴー!
英検1級合格に必要なテキスト
私もいろいろなテキストを買ってみましたが、結論としては「旺文社」発行のテキストがあれば十分だと思います。
「旺文社=英検の公式問題集」のような位置づけなので、やはり勉強する際に「ポイントをよく押さえている」と感じます。
私自身、一時期は『パス単』などの「旺文社」のテキストからは離れていました。
天邪鬼(あまのじゃく)かもしれませんが、王道って少し避けたくなりませんか?
言い方は悪いですが、「英検と旺文社がガッチリとタッグを組んでいるような感じがして、敢えてそこに突っ込みたくないなぁ」と思っていました(笑)
しかし、一周回って「旺文社」のテキストがベストと感じるようになりました。結局のところ「王道が一番の近道」ですよね(恥)
単語帳は「パス単」一択!
単語帳に関しては『英検1級 でる順パス単』の一択ですね。
「5訂版になってから質が落ちた」「収録語彙の難易度が足りない」というレビューも散見されますが、十分闘えると思います。
私は「4訂版」も持っていますが、「5訂版」と重複している語彙も多く、「レイアウトや掲載順が変更になっているなぁ」くらいの印象です。
『英検1級 文単』『キクタン 英検1級』『出る順で最短合格!英検1級単熟語EX 第2版』も購入しました。
ですが、結論としては「不要」だと思います。
パス単に収録されている「2,400語」を覚えるだけでも「骨の折れる作業」なので、他の単語帳に手を出すよりは、パス単を「やり込む」ほうが良いと思います。
学習方法に関しては、後半で説明しますね。
勉強し始めの「ペース作り」にオススメの1冊
英検1級の勉強開始にあたって「過去問」を使用する方や、苦手な部分に特化したテキストを使用する方もいらっしゃると思います。
私の場合は「はじめからハードルを上げたくない」という理由で『DAILY31日間 英検1級 集中ゼミ』を使用しました。
1回30分〜1時間程度の学習を「1ヶ月間」行うと終了できる形式になっているので、「毎日の学習ペース」を維持しやすいです。
もちろん、このテキストを1ヶ月継続しただけでは英検1級の合格は難しいと思います。
そのため、下記の用途で使用するのが良いかと思います。
・英検1級の学習の導入
・学習ペースの維持やペースの確認
・学習継続のモチベーション
リーディング(読解力)対策にオススメの1冊
結論、こちらの1冊があれば英検の「合格ライン」まではレベル上げできると思います。
『英検分野別ターゲット英検1級リーディング問題 改訂版』
短めの「トレーニング」から始まり、実際の英検1級と同じ文量・難易度の問題に移行していくので、個人的にはハードルを下げながら勉強することができました。
ネット上で検索すると
「英検準1級に合格できるリーディング力があれば、英検1級のリーディングは、そこまで難しくない」
という意見も見られますが、私は「1級のほうが遥かに難しい」と感じます。
「大問3」を例に挙げてみましょう。
全部で3問出題されますが「500語」「500語」「800語」という文量です(英検準1級は「300語」「400語」「500語」の構成です)。
取り扱われるテーマも「政治」「経済」「歴史」「テクノロジー」「環境問題」「医療」「社会問題」「文化」など多岐にわたります。
正直、やってられません(笑)
「日本語で読んでも難しい」問題が出題されるので、準1級と比較しても難易度は高いと言えるでしょう。
私が合格できた回のリーディングでは「カール・マルクス」について書かれていました。
「一筋縄ではいかない」ということがわかりますよね。
ただ、明るい話題としては、英検1級に合格するためには
「The Japan TimesやScientific Americanなどを日常的に読めるくらいでないと」
という声も聞きますが、テキストで勉強しているだけでも十分合格できると思います。
実際、私はリーディング対策で英字新聞や英語の雑誌を読んだりは一切していません(英字新聞や英語の雑誌を読めたほうが楽に解けるようになるのは間違いないです)。
まずは、『英検分野別ターゲット英検1級リーディング問題 改訂版』をやり込んで、次に過去問を解いて、それでも「足りない」と感じるようであれば、並行して英字新聞や英語の雑誌を読めば良いかと思います。
「英字新聞や英語の雑誌だと難易度が高すぎて継続できるか自信がない」という方は、下記のような書籍で読解力を強化すると良いでしょう。
リスニング対策にオススメの1冊
これまでの流れを組むと『英検分野別ターゲット英検1級リスニング問題 改訂版』がオススメになるのですが、正直に言います。
実は私は「リスニングに特化したテキスト」は購入していません。
『DAILY31日間 英検1級 集中ゼミ』と『過去問』の2つで対策しました。
私は過去に5〜6回、英検1級で不合格になっているのですが、その際に「語彙」と「リーディング(読解力)」を鍛えれば合格ラインに到達できるという実感があったので、あまりリスニング対策には時間を割きませんでした。
TOEICで900点を超えるくらいの実力があれば、リスニング対策は「ほどほど」で良いのかなといった印象です(考え方が甘くて申し訳ないですが…)。
あと、細かい話ではありますが、私は日常的に「ラジオビジネス英語」を聴いていたので、多少耳が鍛えられていた可能性はありますね!
ライティング対策にオススメの1冊
ライティングに関しては『英検分野別ターゲット英検1級英作文問題 改訂版』を購入しました。
ただ、結論から言うと「いらなかったかなぁ」と思っています。
ライティング学習のメインは「過去問」で行っていました。
過去問の全6回を行うだけでも「幅広いトピック」に触れることができますし、「傾向」も十分に把握できます。
過去問6回を解いたら、模範解答を見て、私の場合はChatGPTにも「解答例」を出してもらいました。
それを参考にしながら「どうしたらスマートな文章が書けるか」「どうしたら無駄な文章が省けるか」ということを試行錯誤していました。
加えて、YouTubeでの学習もとても有効だったように思います。
私は「一ノ瀬 安(いちのせ あん)先生」のYouTubeに大変お世話になりました。
https://www.youtube.com/@eigophile
英検1級の英作文に関する「プレイリスト」も作成してくださっているので、本当にありがたいです…。(一切、一ノ瀬先生からは金銭は頂いていませんからね。笑)
細かい話はまた別の機会に書きたいのですが、「英検1級」の「ライティング対策」は、めちゃくちゃ重要です!
理由をざっくり挙げると
- 得点を稼ぎやすいから(合否を大きく左右する)
- 二次試験の面接対策にもなるから
です。
このあたりは、またライティングに特化した記事で詳細に書きたいと思います。
ぜひ、お楽しみにお待ちくださいね。
まとめ
今回は「30代からのやり直し英語:英検1級取得に向けて」テキスト選びを中心にまとめてみました。
結論を言ってしまえば「旺文社の王道テキストを使っておけば間違いない」ということになります。
「アルク」や「ジャパンタイムズ出版」からも良いテキストが出版されていますが、まずは「旺文社」のものをやってみて、「物足りない」と感じるようであれば、チャレンジしてみても良いと思います。
英検1級合格のためには、まずは「語彙学習」ですね。
そこから「読解力」を強化できれば、合格が「見えてくる」と思います。
確かにハードルの高い資格ではありますが、「手も足も出ない」資格ではありません。
私が合格できたので、みなさんも必ず合格できます。
みなさんのサポートになるような情報を発信していきたいと思いますので、今後もよろしくお願い致します。
それでは、また次回お会いしましょう!!
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