【超初心者向け】「動画でわかる英文法！」でゼロから始める英語学習

今回は、こんなお悩みをサクッと解決します。

今回は、英語超初心者にオススメのテキスト『動画でわかる英文法』について詳しく解説します。

英語超初心者なら『動画でわかる英文法』から始めよう

あなたが「英語超初心者」であれば、『動画でわかる英文法』から「文法学習」を始めてみましょう。

【読解入門編】と【必修文法編】がありますが、今回は前者のレビューと使い方を解説します。

ここで言う「超初心者」の「定義」は下記の通りです。

なぜ『動画でわかる英文法』が超初心者にオススメなのか？

それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう。

全Lessonに「解説動画」がついている

『動画でわかる英文法』は、そのまま読んでも十分に理解しやすいです。

この「文法書」の「ゴール」は、

• 英文を「前から読める」ようになること
• 英文を「すばやく正確に読み解ける」ようになること

です（『動画でわかる英文法』p. 3より引用）。

どのLessonを見ても、根底に「英語が読めるようになること」という「ゴール」を感じます。

解説がシンプルでロジカルです。

フルカラーで色分けされており、英文の構造やロジックが視覚的にもわかりやすいです。

さらに素晴らしいのは、「解説動画」が全Lessonについていることです。

「文章を読んでも理解できなかった」Lessonがあれば、「動画」を見れば、OKです。

動画は「旺文社」の公式YouTubeにアップされています。

専用のアプリやソフトをインストール必要はありません。

動画も1本「5分程度」のものが多く、「途中で注意がそれる」心配もありませんね。

基礎的な内容だが、「文構造」が理解できるようになる

『動画でわかる英文法』は、「Part 0」を「英語の基本」と位置づけています。

この章はさらに細かく分かれています。

「基本文型」「句と節」「名詞」「動詞」「形容詞」などのセクションで構成されており、基本から丁寧に学習することができます。
どの項目（文法用語）も英語を理解するうえでは欠かすことができず、英語力をアップさせるために必要な用語たちです。

これまでの「文法書」は、説明が長くなり、理解に到達する前に離脱してしまう人も多かった印象です。

『動画でわかる英文法』は、例文を「カタマリ」に分け、説明も「箇条書き」などが多用されています。

シンプルな作りではありつつも、解説はとてもわかりやすいです。

英語を「カタマリ」で捉えられるようになることが、英語上達のためには欠かせません。
「カタマリ」を意識して「英文読解」できるように丁寧に作り込まれているので、「文法」の理解が飛躍的に進むと思います。

「英語に苦手意識を持つようになった人」は、「文法用語」が「挫折ポイント」だったのではないでしょうか。

ですが、英語ができるようになりたければ、「文法用語」と「文法理解」は必須です。

「文法用語が理解できなくても、英語ができるようになる」と謳っている書籍もありますが、あまり真実味がありません。

「全175ページ」とボリュームが少ない（内容は濃い）

見ての通り『動画でわかる英文法』は、厚みがありません。

「文法書」というと「分厚い」イメージがあるのではないでしょうか？

この「分厚さ」に抵抗を覚えて取り組むことすらやめてしまう人もいるかと思います。

『動画でわかる英文法』は、頑張れば1日で終えられるくらいの「厚み」です。

「ボリュームが少なくて、ちゃんと必要な文法をカバーできているの？」と思われるかもしれませんが、安心してください。

「文型（SV, SVC, SVO, SVOO, SVOC）」「品詞」「関係代名詞」「関係副詞」など「英文読解」に必要な「文法」は網羅的に学習することができます。

細かい話をすると「助動詞」や「受動態」「仮定法」「There構文」については詳細に触れていないので、別途、学習する必要があります。

ただ、英語の文構造を理解するには十分な内容なので、まずは、『動画でわかる英文法』から始めてみましょう。

英文法学習の「コツ」をつかもう

こんな疑問をここで解決したいと思います。

「カタマリ」を意識する

ここで言う「カタマリ」とは「文」「節」「句」のことです。

「文」は簡単ですね。

I want a big suitecase made in Germany. （『動画でわかる英文法』p. 14より抜粋）

「私はドイツ製のスーツケースが欲しい」と「主語」から始まり「述語」で完結しているものを「文」と言います。

英語学習で重要なのは「句」と「節」という単位を「瞬時に把握できるかどうか」です。

「句」とは「主語」と「述語」を含まない「2語以上」の「カタマリ」のことです。

「a big suitecase」で「大きなスーツケース」という「名詞のカタマリ」を作っていますね。
これを「名詞句」と言います。

これらの「カタマリ」を「瞬時」に把握できるようになると、英語が読めるようになります。

「文法学習」をする際は「カタマリ（句や節）」を意識して、カッコで囲むクセをつけましょう。
慣れてくるとカッコをつけなくても瞬時に「句」や「節」が把握できるようになります。

文法の「理解度」を少しずつ上げていく

「少しずつ」というのがポイントです。

いきなり「S＝主語」「V=述語」「O＝目的語」「C＝補語」で、「SV=第一文型」「SVC＝第二文型」…などと言われても、また英語学習でつまづいた頃に逆戻りしてしまいます。

「今日は『5文型』について理解する」と決めて、理解できるまで繰り返し勉強しましょう。

「解説動画」を繰り返し見てもいいですし、それでもわからなければ他の英語系YouTuberの動画を見てもいいでしょう。

「5文型」については、YouTuber タロサックさんの動画がかなりわかりやすいですね。

そして、「5文型」の理解ができたら、「句と節」や「構文」の理解に進んでいけばOKです。

『動画でわかる英文法』は、「頑張れば1日で終えられる」と書きましたが、初学者であれば焦る必要はありません。

「基礎」の理解を怠っては、絶対に英語力は向上しません。

理解できるまで「基礎」を反復し、「人に説明できるようになるレベル」まで学習してください。
「5文型」などの「文法事項」が理解できたら、誰かに意味を説明してみてください。

自分の中で納得のいく説明ができなかった場合は、もう一度テキストに戻って理解し直しましょう。

「問題演習」を通して理解を深める

「人に説明できるようになるまで理解を深めることが大切」だとひとつ前の「セクション」に書きました。

簡単に言えば「アウトプット」が重要だということです。

「インプット＝理解」で「アウトプット＝理解の確認」というイメージですね。

「問題演習」という「アウトプット」を通して、理解を促進していきましょう。

『動画でわかる英文法』は各チャプターの最後に問題演習（Exercise）があるので、実際に問題を解いて理解を深めましょう。

解けなかった問題は、となりのページにある「解説」を読み、「解説」を読んでもわからなかった場合は、そのチャプターを復習してみてください。

それでもわからなければ「解説動画」を見て、勉強してみましょう。

まとめ：英文法を学んで、効率的な英語学習の「基礎」を作ろう

「英文法学習」は、「入口」をミスしてしまうと「ツラい勉強」になってしまう可能性があります。

裏を返せば、「良い入り方」をすると、「良いスタートダッシュ」を切ることができます。

その点で『動画でわかる英文法』は、英語初学者にオススメできる「テキスト」です。

本記事では、この3つのポイントから『動画でわかる英文法』の「魅力」について解説しました。

「これから英語を勉強してみよう」「一度挫折したけど、英語ができるようになりたい」という人は、ぜひ手に取ってみてください。

他の「文法書」や「参考書」の解説もしていきたいと思うので、ぜひお楽しみにお待ちください。

それでは、今回はここまで！

最後までお読みいただき、ありがとうございました！！