TOEIC900点超えのために捨てた3つの悪習慣【やめた瞬間スコアが伸びた】

お悩みくん

TOEICスコアアップのためにいろいろなことに取り組んでいるけど、なかなか900点を超えない…。
900点超えのために「やらなくていいこと・習慣」ってないのかな?

HITO

今日は、こんなお悩みを解決してみたいと思います。
英語学習に「行き詰まり」を感じている方に、少しでも参考になれば幸いです。

目次

本記事の構成

本記事では、TOEIC900点を目指す方に向けて、私自身が実践した「スコアアップのためにやめた3つの悪習慣」について、以下の流れで解説していきます。

  • なぜ「悪習慣を捨てること」が重要なのか
  • 捨てた悪習慣①:先読み頼みの長文対策
  • 捨てた悪習慣②:聞き流しだけのリスニング対策
  • 捨てた悪習慣③:やる気頼みの勉強スタイル
  • 悪習慣を手放したことで得られた変化

本記事の信頼性

この記事は、TOEIC965点・英検1級(5回以上挑戦)を取得した筆者が、実際にスコアアップを目指す過程で試行錯誤した経験をもとに執筆しています。

  • どんな壁にぶつかったか
  • どう改善していったか
  • その結果、どのように成果が出たか
HITO

これからTOEIC900点超えを目指す方に向け、リアルな視点でアドバイスをお届けします。

伸び悩んでいた時期に気づいたこと

TOEICで900点を超えた今だから言えますが、スコアアップのために必要だったのは、新しいテクニックを増やすことではなく、悪習慣を手放すことでした。

当時の私は、

  • 長文問題では「先読み」に頼り
  • リスニングは「聞き流すだけ」で済ませ
  • やる気が出たら勉強する

…そんな日々を繰り返していました。

それでも800点台後半から910点・920点までは到達しました。

しかし、その先がどうしても伸びない…。

800点台や900点台前半を行ったり来たり…。

そんな壁を超えるために、「今までのやり方を根本から見直す」ことにしました。

① TOEICの長文問題で「先読み頼み」だった自分を変えた

TOEICのPart 7対策では、「設問を先読みして本文をスキャニング」というやり方が定番とされています。

私もそのテクニックを信じていました。

実際、

  • 設問を先に読んで
  • 目印を探しながら本文を流し読みして
  • 該当箇所をスキャニングして答える

という流れで800点台後半〜900点前半までは取れていました。

しかし、次第にこんな問題が出てきました。

スキャニングしたけどわからない。
あれ?これさっき読んだところじゃない?

結局全文読み直してる…。

つまり、「二度手間」をしてしまっていたのです。

ここで気づきました。

それなら最初から正々堂々と全文を読んだほうが、速いし、力もつくのでは?

全文を最初からきちんと読めるようになると、

  • 文脈を自然に理解できる
  • 設問もスムーズに解ける
  • 無駄な読み直しが減る

というメリットだらけでした。

英文法「軽視」は、「遠回り」だった

TOEICでは「スピード」が求められるので、どうしても「速く読むテクニック」に走りがちです。

私自身、以前はとにかく速読ばかり意識していました。

HITO

しかし、結局のところ、深い文法理解がないと限界がくることに気づきました。

文法がしっかりわかると、

  • 複雑な英文も一瞬で構造が見える
  • どこが主語・動詞・目的語か迷わない
  • 文章全体の流れが自然に頭に入る

私は改めて、

  • 文法参考書をじっくり読み直す
  • 英文解釈問題集で構造把握の訓練をする

など、「基礎固め」に時間を割きました。

② 聞き流しだけではリスニング力は上がらない

リスニングについても、私は大きな勘違いをしていました。

「TOEICで800点くらいになれば、ある程度、英語を聞き流しても自然に耳が育つだろう」と。

しかし、現実は甘くありませんでした。毎日聞いているはずなのに、

  • ぼんやり内容を聞き流すだけ
  • 細かい意味が取れない
  • 選択肢に惑わされる

という状態が続いていました。

シャドーイングがリスニング力を変えた

そんなときに実践してみたのが、「シャドーイング」です。

「シャドーイングがいいらしい」という噂は知っていましたが、正直、そこまで重要視していませんでした。

しかし、実際にやってみると、まったく英語についていけない。

  • 単語が聞こえても、意味のまとまりがわからない
  • 文章の区切りが見えない
  • フレーズごとの自然な流れがわからない

自分のシャドーイングに対する認識の甘さを痛感しました。

シャドーイングができる=英語の構造・コロケーションを理解できている証拠なのだと。

HITO

このトレーニングのおかげで、英語を聞くときにも「構造を予測しながら聞く力」が身につき、ナチュラルスピードにも余裕を持って対応できるようになりました。

③ やる気任せから、環境任せへ

最後に、意外と大きかったのが「環境の整備」です。

勉強に集中できなかったときは、下記のようなスタイルでした。

  • スマホを手元に置きながら勉強
  • 集中できないとすぐ中断
  • やる気が出たら頑張ろうと考える

しかし、人間はそもそもやる気を維持できない生き物です。

「環境」を変えると、簡単に「集中力」が変わる

  • iPhoneの「集中モード」を使う
  • 通知をすべてオフにする
  • デスクの上に英語教材以外は置かない

それでも家で集中できないときは、スタバやカフェに行き、「ノイズキャンセリングイヤホン」で「ホワイトノイズ」を流しました。

また、YouTubeで「超集中」BGMを流しながら勉強することも多かったです。

集中力を環境でブーストできるようになると、1回あたりの勉強密度が一気に上がりました。2時間は一気に集中することができます。

HITO

「Atsueigo」や「河野玄斗さん」のYouTubeチャンネルに「勉強用BGM」がアップされているので、よく聴かせてもらっています。オヌヌメです!

【まとめ】悪習慣を捨てた先に、未来があった

TOEIC900点を超えるために、私は「何をやるか」以上に、「何をやめるか」にフォーカスしました。

仕事や日常生活でも同じです。「やらないこと」を決めることで、想像以上に「時間」ができ、「集中力」が一気にアップします。

そもそもスマホにソーシャルゲームなどのアプリが入っていなければ、集中力や時間を消費(浪費)することもなくなります。

TOEICで900点オーバーをコンスタントに取れるようにするために、まずは「やらないこと」を決めてみてください

  • 先読み頼みをやめて、全文読解へ
  • 聞き流しをやめて、シャドーイングへ
  • やる気頼みをやめて、環境整備へ

その結果、TOEICだけでなく、英検1級にも合格できました(ちなみに、英検1級には5〜6回落ちています)。

今のやり方は、本当にベストだろうか?

一度立ち止まって、自分自身に問いかけてみてください。

「悪習慣」を手放した先に、きっと新しい景色が広がっています。

それでは、今回はここまで!最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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この記事を書いた人

1990年生まれ。
静岡県在住の駆け出しブロガー。

英語が好きで、大学卒業後は高校の英語教員に。
ブラックな働き方に耐えられず、1年も経たずに退職。

翌年に大学院に進学し、一念発起で英語の勉強をやり直し。

大学院卒業後は、静岡県内の中小企業に就職し、総務と人事を経験。

7年勤めた会社を退職し、2024年4月から日産系メーカーに転職。

日産系サラリーマンから卒業し、経済的自由を達成するのが目標。

特技は英語。
TOEIC965点、英検1級を取得済み。
英語の勉強方法について情報発信中。

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