どうも!日産系サラリーマンHITOです。
今回は「就活における価値観整理」について書いていきたいと思います。
時期的に「早期選考」が始まっていますね。
これから「本選考」も始まる中で「一度立ち止まって」ご自身の就活の進め方を軌道修正するのもいいかもしれません。
- 早期選考に進んだが、なんだか焦ってしまって就活がうまくいっているのかわからない
- 「希望業界」「希望職種」で就活を進めているが、方向性が合っているのか不安になってきた
- 改めて、就活のポイントを「おさらい」したい
- 本選考が始まるにあたって「不安」が大きくなってきた
上記に当てはまるような方は、ぜひこの記事をお読みください。
私は、総務・人事領域で約8年の経験があり、転職も経験している人事系サラリーマンのHITOと申します。
ポイントを絞ってアドバイスしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお読みください。
結論:「価値観」を整理しよう
新年を迎えたこのタイミングで一度、「価値観」を整理してみましょう。
「価値観」と言ってもぼんやりとしていますが、30代半ばに差し掛かり、私自身も「価値観」の重要性を考えるようになりました。
特に「就職活動」のタイミングでは「自己分析」を通して自分が大切にしたい「価値観」がよくわからなくなることがあります。
「価値観」を整理して、軌道修正してみましょう。
普段は言語化できていないと思いますが、みなさんが大切にしている「価値観」はありますか?
「価値観と言われても…」
と感じるようであれば、少しずつ人生を振り返ってみましょう。
人生でさまざまな「価値観」を身に付けながら育ってきたはずです。
- 親によく言われていた言葉は?
- 家庭の教育方針は?
- 影響を受けた学校の先生や部活の顧問の先生は?
- 高校や大学の進学で、そこに入学したかった理由は?
- 友だちに言われて嬉しかった褒め言葉は?
- 友だちや家族に言われて傷ついた言葉は?
- 人生で影響を受けた「言葉」は?映画は?マンガは?
- 自分の人生の「座右の銘」は?
これらを考えるのは大変かもしれませんが、ひとつひとつ問いかけてみてください。
そして、マッピングして整理していくといいと思います。
マッピングツールを活用しよう
私も思考整理の際によく「マッピングツール」を使用しますが、とても便利です。
これらのマッピングツールを活用し、「思考整理」をしてみましょう。
「自分の価値観」から枝分かれしていくように、「思考」を丁寧に整理していきましょう。
最終的には「言語化(文章化)」できるとベストですが、「ワード」だけでもピックアップできれば大丈夫です。
例えば、私の場合は下記のような「価値観」を大切にするようにしています。
- 物事の表裏を考えて「バランス」よく生きる
- 「情けは人の為ならず」なので、自分を大切にできるような生き方をする
- 他人や自分を貶すようなことは言わない(言ってしまったとしても自分を責めない)
- 人にやさしく、自分にもやさしく生きる
- 相手の主張は一度受け入れて、感情で反応しない(考えて言葉を返す)
- 「親しき中にも礼儀あり」と、どんな相手にも「感謝」を忘れない
このような「価値観」が「就活」と結びつくのかと疑問に思われる方も多いでしょう。
しかし、考えてみてください。
「価値観」が合わない人と仕事をしてみたいと思いますか?
価値観がフィットした人しかいない100点の職場はありませんが、80点や90点に近づけることはできます。
みなさんの人生で出会った親友や尊敬できる恩師は「あなたと価値観がフィットした人たち」ではありませんか?
職場での幸福度を高めるためには、価値観の合う「仲間」を見つける必要があります。
こちらの記事も参考にしてください。

自分と価値観が合うかどうかを判断するためには、「自分の価値観」も理解しておく必要があります。
そのため、このタイミングでの「価値観」の深掘りをオススメしています。
自分の「価値観」に合った企業を見極める
時代の流れや「時の運」もありますが、今は「超売り手市場(求職者有利)」なので、希望の業界や職種に就ける可能性は高いと思います。
それならば、さらに欲張って「価値観」もフィットしそうな企業を選んでいきましょう。
「会社説明会」や「先輩社員との懇談会」が頻繁に行われているタイミングであれば、それらに参加することで「雰囲気」を探ることができますね。
また、企業やそこで働く人たちが「まとっている」雰囲気や風土があるので、「企業風土」も調べられるとベストです。
人材業界では「企業風土」や「組織風土」のことをまとめて「カルチャー」と呼びます。
ぜひ、この「カルチャー」を意識して各企業の採用イベントに参加してみてください。
会社説明や面接で「違和感」を感じるようであれば「黄色信号」
自分自身の「価値観」と入社したい企業の「価値観」がフィットすることで、幸福度高く働ける可能性があります。
ということは、「会社説明会」や「面接」に参加した際に「なんとなく、企業風土が自分に合わなさそう」と感じるようであれば、それは「黄色信号」と捉えたほうがよいでしょう。
「会社説明をしてくれた方がたまたまクセが強かった」ということはあるかもしれません。
ですが、会社説明会や面接には、その会社の中でも「優秀層」とされる社員が出てくるため、そこで「違和感」を感じるようであれば、会社全体の雰囲気が合わない可能性が高いです。
自分自身の感覚も大事にしながら、「違和感」に敏感になりながら就活してみましょう。
ミッション・ビジョン・バリューとは?
みなさんは「ミッション」「ビジョン」「バリュー」という言葉を聞いたことがありますか?
就活するうえで知っておいて損はないワードたちです。
- ミッション:企業の「存在意義」
- ビジョン:企業が目指すべき姿・理想像
- バリュー:企業や社員が大切にする「価値観」や「行動指針」
まず、「ミッション」「ビジョン」「バリュー」を明確に定めている企業を探しましょう。
これらを「言語化」できていない企業は、「価値観」を見定めることができないので、就職先の候補から外しても良いと思います。
「ミッション」「ビジョン」「バリュー」は企業のホームページに掲載されています。
それらを読んで「自分の価値観と合うかどうか」を判断するのが良いと思います。
もしくは、会社説明会や面接で社員の方々に聞いてみてもいいでしょう。
面接の段階で「御社のミッション・ビジョン・バリューは何でしょうか?」と訊いてしまうと「何も調べずに面接に臨んできたな」と思われてしまうので、訊き方に注意が必要です。
「御社のホームページを拝見し、ミッションについては理解できたのですが、バリューについてもう少し理解を深めたいので、教えていただけますか?」という訊き方ならOKでしょう。
「ミッション」「ビジョン」「バリュー」については、下記の書籍も参考になります。
余裕があれば、ぜひ目を通してみてください。
就活のポイントをおさらい
就活のポイントは「あなたの幸福度を最大化できる仕事・職場」を見つけられるかどうかです。
- 残業時間が長い
- シフトワーク
- 通勤時間が長い
- 仕事の裁量が狭い
- 頼れる仲間がいない
上記のような「幸福度を下げる要因」は積極的に取り除いていきましょう。
一方で
- 残業が少ない(ワークライフバランスがとれている)
- 上司や同僚からの前向きなフィードバックが多い
- 日々の業務に多様性があって飽きない
- 業務進捗や目標がわかりやすく、小さな達成感を得られる
という条件が揃う仕事・職場であれば、「幸福度が上がる」可能性が高くなります。
このあたりのことは、さらに細かく下記の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。


まとめ
就職活動を進める中で、「価値観を見極めること」は、希望する職場や仕事を選ぶ上で非常に重要なポイントです。
焦りや不安に流されてしまいそうなときこそ、立ち止まって「自分にとって本当に大切なこと」を整理してみましょう。
特に、企業との「カルチャーフィット」を意識することで、入社後の満足度や職場での幸福感を大きく高めることができます。
そのためには、マッピングツールなどを活用して「自分の価値観」を深掘りし、企業のミッション・ビジョン・バリューをしっかりと確認することが大切です。
この記事が少しでも、あなたの就職活動におけるヒントとなれば幸いです。
それでは今回はここまで!また次回お会いしましょう!!
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