どうも!日産系サラリーマンHITOです。
今日も元気にやっていきましょう。
今日のテーマは「現役人事が真剣に考えた!今、私が就活生ならどう動くか?」です。
私はこれまで、公務員、中小企業(従業員数900名弱)、大手中堅企業(従業員数10,000名超)と経験してきました。
その経験の中で「こうしていたほうが良かったかも」「このほうがもっと良い環境だったかも」と反省点も見つかってきました。
そこで
現在、自分が「就活生」だったら、どのような就活をするだろうか?
と考えてみました。
- 就活で自分の方向性がわからなくなってしまった人
- 自分の価値観を見失ってしまった人
- 就活迷子=何をしていいかわからなくなってしまった人
これらに当てはまる人は、「一読の価値」ありです。
それでは、本編へレッツ・ゴー!
結論:人生のゴールを決めて、FIRE(経済的自由)を目指す
今、私が「就活生」だったら、FIRE(経済的自由)を目指して就活を進めると思います。
「はっ?何を言っているの?」
と思いましたかね(笑)
結構、深い話に入っていきますよ。
ついてきてください!
おそらく、日本人の多くは
「仕事って楽しそうだなぁ」
とは思っていません(残念ながら)。
どちらかと言えば
「生きていくために働かないとな」
という考えだと思います。
つまり、最初の「マインドセット」が既にマイナススタートなんですよね。
「スタート」から考えると後悔が多くなります。
そのため、人生の「ゴール」から考える。
「FIRE」を目指して、そこを「軸」に就活を進めるのが「現代の戦略」だと思います。
FIREとは?
今の学生さんであれば「FIRE」という言葉は聞いたことがある人もいるでしょう。
Finacial Independece, Retire Earlyの略で、
要は「経済的に自立して、早期退職してしまおう」という考え方です。
FIREの定義はいろいろありますが、
「資産所得(不労所得)>生活費」
となっていれば、「FIREしている」と言えます。
ざっくり言ってしまえば、
「働かなくても生活ができる状態」
になっていることですね。
一般的に、年間の生活費の25倍の資産を準備することが「目安」とされています。
例えば、年間支出が240万円の場合、6,000万円の資産が必要です。
この資産を運用し、毎年の生活費を賄うことを目指します。
私だったらなぜ「就活」時点で「FIRE」を考えるのか?
今、私が就活生だとして、なぜ「FIRE」を目指そうと思うのか?
理由を挙げると、ざっと下記の通りです。
- 終身雇用の時代が終わっている(=一生働ける保証がない)
- 今は「超売り手市場」なので、基本給がマックスに高いところを狙える
- 「お金の悩み」は最速で解決して、「自分がやりたいこと」にもっと時間を使いたい
気づいていない人も多いと思いますが、人事経験が長い私からすると、
「1社に縛られて、少ない昇給の中で指を加えて我慢を重ねて年収を増やす時代」は、もう終わりです。
私の人生の「ゴール」は、すごく簡潔に言うと、
「経済的に自由になって、やりたいことをやって暮らす」
です。
「そんなのみんなやりたいのにできないから、働いているんだよ」
そう思うでしょうか?
今は投資環境も整っていて、賃金も若干ながら上昇傾向にあります。
【2024年の賃金上昇率】
- 賃上げ率:2024年の賃上げ率は5.33%と予測されており、これは33年ぶりの高水準です。特に大手企業では賃上げ率が5.58%に達する見込みです。
- 若手社員の賃金上昇:2024年には20代社員の賃金上昇率が前年比で11.2%に達するなど、若手社員に対する賃金上昇が顕著です。
正しくお金の勉強をして、若いうちからスタートを切れば、「FIRE」はまったく夢物語ではありません。
そして、実際に「早期退職(Retire Early)」はしなくてもいいのです。
してもいいし、しなくてもいい。
選択できるようにしておくことが大事です。
- 嫌な上司にあたったら、辞めてもいい
- 健康を害しそうになったら、辞めてもいい
- そこまでストレスがないなら、働き続けてもいい
このように、「楽な状態」を作れるので、先の先を見据えて
「FIRE」を最速で目指せる企業
を就活の「軸」にします。
ひとつ付け加えておくと「FIRE」自体も「人生のゴール」にはなっていけないと思っています。
お金があっても人生の「幸福度」が低い人もたくさんいますからね。
人生の中で大切にしたい「モノ」「コト」「ヒト」「価値観」はしっかりと整理しておきましょう。

就活の「ポイント」を整理する:FIREを目指して
とりあえず、FIREを目指すことが「(一旦の就活の)ゴール」と設定できました。
であれば、就活の「ゴール」も定まります。
「年収を最大化できる環境を選ぶ(ただし、ブラック業界は避ける)」
もうこれ一択ですね。
「そんなにお金のことばっかり言って、現役人事のアドバイスすることか!」
と言われそうですが(笑)
「お金なんかのことで悩まなくていい」
そんな選択をできるのであれば、幸せなことだと思いませんか?
ただ、人事視点の「エッセンス」を少しだけ加えさせてください。
「なんでもいいから年収が高い仕事」
これは選んではいけません。
体を壊してしまっては、いくらお金を稼いでも使い道が「医療費」になってしまい、「人生の幸福度」を「最大化」できないからです。
そして、せっかく長い人生を歩むのであれば「スキル」や「知識」も身につけてもっと豊かに生きたくなりますよね。
下記のような仕事を選ぶのは、絶対にNGです。
・ガムシャラに働けば、その分、稼げるような仕事(一部のコンサル業や営業職)
・長時間労働が故に年収が高い仕事(私も経験した公務員など)
・「スキル」や「知識」が身につかない仕事
・DXやIT化が進んでいないような仕事(昔ながらの業界)
一方で、下記のような仕事で年収も高ければベターな選択肢になるでしょう。
・汎用的なスキル(独立や転職後も活かせるスキル)が得られる仕事(プログラマー、エンジニア、総務・人事)
・「副業」が認められていて、所得の源泉を複数確保できる
・リモートワークが認められていて、無駄な通勤時間や人間関係のストレスを低減できる
・業務のDXが進んでいて、煩雑な作業が少ない(クラウド化やデータ化が進んでいるかは重要なポイント)
・尊敬できる先輩や経営者がいて、「最速で成長できそう」と感じることができる
私の中で、まだ結論が出ないのは「『好き』を仕事に活かすか、『好き』とは違うことを伸ばすか」です。
「好き」を仕事にしたほう楽しく働ける可能性は高いですが、好きが故に給与や労働条件で「我慢」してしまうこともあると思います。
その「我慢」がいい方向に働けばいいのですが、ただの「忍耐」になってしまっては意味がありません。
この点に関しては、まだ「一考の余地」があります。
まとめ:何のための仕事?
「ジャストアイデア」的なブログでしたが、
「現役人事が真剣に考えた!今、「私が就活生なら」どう動くか?」
はいかがだったでしょうか?
「お金なんかのことで悩まなくていい」
「お金のために働く人生にしなくていい」
今の就活生のみなさんは「情報」「労働環境」「社会情勢「投資環境」を上手に活用すれば、かなりの確率で「FIRE」を達成できます。
本当に「時代」と「生まれた国」に恵まれていると思います。
明石家さんまさんが「生きてるだけで丸もうけ」と言っていましたが、それに近いコンセプトで生活することができます。
いろいろな「考え方」や「賛否両論」もあるかと思いますが、「FIRE」という長期的な目標(目線)で就活を考えてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今回はここまで!
それでは、また次回お会いしましょう!!
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