どうも!日産系サラリーマンHITOです。
今日も元気にやっていきましょう!
今回は「英検1級合格をつかむためのマインドセットの作り方」というテーマで記事を書いていきたいと思います。
「英検1級に何度も挑戦したけど、合格できなかった」
「英検1級は自分には関係ない遠い世界の話」
「しばらく英語から離れているし、今から挑戦するのは難易度が高い」
このような気持ちを抱えていませんか?
私も長いこと同じような気持ちを抱えていました。
ですが、「マインドセット」を変えたことで、最終的に合格を勝ち取ることができました。
本記事では、英検1級を目指す際に必要なマインドセットと、それを実現する具体的な方法をお伝えします。
結論としては、下記の3点についてお話します。
- 英語の問題ではなく「知識」の問題と捉える
- 「継続」の概念を見直す
- 勉強に対する「ハードル」を下げる
それではさっそく本題に入っていきましょう。
英語の問題ではなく「知識」の問題と捉える
英検1級の問題は、単なる英語力ではなく「知識量」に依存している部分が多くあります。
英検1級合格のためには、それなりの英語力が求められるのは事実です。
英検公式サイトによれば、英検1級は「広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」レベルとされています。
具体的には、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のC1レベルに相当し、英検CSEスコアでは2600~3299点の範囲です。
詳細が気になる方は、下記の「英検公式サイト」をご確認ください。
その一方で、単純に「知識量」が不足しているために英検1級に合格できない人もいます。
英検1級に合格できずに長年悩んでいた私もそうでした。
「TOEICでは950点を超えているのに、なぜ英検には受からないんだ?」
「TOEIC900点未満でも英検1級に合格している人がいるのに、私との違いは何だろう?」
とよく悩んでいました。
今考えると、「人との比較」には何の意味もないのですが、悩みすぎて思考が「外に向いて」しまっていました。
実際に英検1級で取り扱われるトピックには、どのようなものがあるのか見ていきましょう。
- 政治・国際関係 (18%):
- 社会保障制度と不平等の解消
- 国際関係や世界的な問題
- 経済・ビジネス (16%):
- グローバル経済の動向
- 企業の社会的責任
- 文化・スポーツ (14%):
- 芸術や文学の社会的影響
- スポーツと国際交流
- 科学技術 (11%):
- 最新のテクノロジーと社会への影響
- 宇宙開発や人工知能の進歩
- メディア (8%):
- ソーシャルメディアの影響
- ジャーナリズムの役割
- 環境 (7%):
- 気候変動対策
- 持続可能な開発
- 教育 (7%):
- 教育システムの改革
- 生涯学習の重要性
- 法律・犯罪 (7%):
- 国際法と人権
- サイバーセキュリティ
- 家庭 (6%):
- ワークライフバランス
- 少子高齢化の影響
- 医学・健康 (6%):
- パンデミックへの対応
- 医療技術の倫理的問題
見ての通り「日本語でも答えるのが難しい」トピックが並んでおり、一筋縄ではいかないのがわかります。
私はあるとき気がつきました。
「日本語でも答えるのが難しいのであれば、英語の問題というよりは知識の問題なのではないか?」と。
そこで書籍やYouTubeで「苦手分野」の知識を補いました。
私は「歴史」や「政治」関連の話題が苦手なので、オリエンタルラジオの中田 敦彦さんの『YouTube大学』で知識を増やすことにしました。
他には「経済分野」の書籍も積極的に読むようにしました。
下記の書籍は内容としてはとても難しいのですが、経済分野の知識を拡大するのに役立ちました。
もしも「英語力と知識を同時に鍛えていきたい」ということでしたら、
- ジャパンタイムズ社説集
- ニュースで学ぶ現代英語
などを日常的に読んだり、聴いたりすると「効果的」かと思います。
「知識」を増やしていけば、「読める」英語も増えていく実感が得られ、モチベーションも上がります。
まずは、「英語をもっともっと鍛えなければ…」というマインドセットを切り替えて、「日本語でいいから知識を増やしてみよう」というように考えてみてください。
「継続」の概念を見直す
英検1級に合格するためには、継続学習が必要です。
2ヶ月や3ヶ月という「短期集中」の勉強でも合格できますが、それなりにエネルギーが必要になります。
心理学の研究によると、何かを「やろう」と決めた人のうち、実際に行動に移す人の割合は「約30%程度」にとどまるとのことです。
また、ある目標を立てたときに、目標に向かって「継続できる人」の割は「約8〜10%」とされています。
それだけ「継続すること」は難しく、英検1級に関しても「継続」という点でハードルが上がっているように思います。
ネット上の情報になってしまいますが、「英検準1級レベルの英語力をもっている前提で、1級を取得するために必要な学習時間は約500〜600時間」とされています。
1日2時間の学習時間を確保したとしても「250〜300日」かかる計算になり、「継続」の必要性が見て取れます。
ただ、そうやって「継続」の考え方を固めれば固めるほど、学習モチベーションを維持するのが難しくなってしまいます。
「こんなに勉強しないといけないのか」「いつになったら英検1級に合格できるんだ」と、私は自分を追い込んでしまっていました。
視野も狭くなり、考え方も狭まってしまうため、「マインドセット」をリセットすることにしました。
具体的には、下記のように「継続の概念(ルール)」を変えることにしました。
- 1日10分でも勉強をしたら、勉強したことにする
- 1週間に1回でも勉強をしたら、継続したことにする(できれば3日以上は空けたくない)
「えっ?たったそれだけ?」と思われるかもしれませんが、この「マインドセット」のおかげでコツコツと勉強を継続することができました。
今までの私は「よし!今から2時間勉強するぞ」と決めて、なかなか勉強を開始できなかったり、「毎日2時間勉強するぞ!」と決めて継続できなかったら落ち込んだりしていました。
まずは自分自身の「マインドブロック」を解除する必要があると思い、「自分の勉強ルール」を変更しました。
一気に勉強を進めて「英検1級を取得したい」という気持ちもわかりますが、どちらにせよ「短期決戦」でなんとかなるような資格ではありません。
ここは割り切って「継続の概念」を少し変えてみませんか?
実際に継続できる方は「マインドセット」を変えたり、「習慣化」の工夫をうまく生活に組み込んでいます。
「スモールステップ」から始め、「慣れてきたら勉強時間を延ばす」というサイクルを繰り返すと、次第に1回の勉強時間も長く確保できるようになります。
勉強に対する「ハードル」を下げる
最後に、勉強に対する「ハードル」を下げるということについて書きたいと思います。
すでにさまざまな勉強の工夫をされている方が多いかと思いますが、学習を継続していくうちに自分で勝手に勉強に対する「ハードル」を上げてしまうことがあります。
私も過去はそうでした。
「今日は2時間勉強しようと思ったのに、実際には1時間しかできなかった」
「テキストの〇〇ページまで進めたかったのに、それが達成できなかった」
というように、勝手にハードルを上げて、「できない自分」を否定することがありました。
これでは、モチベーションも上がらず、勉強を継続して行うことは難しくなります。
そこで、自分の中で勉強に対する「ハードル」をグッと下げることにしました。
具体的には
- 「机に向かってテキストの問題を解くこと」だけが勉強ではない(ちょっとした空き時間にアプリで単語を復習することも勉強と考える)
- YouTubeで勉強方法や英語について調べることも勉強のひとつと考える
- カフェにコーヒーを飲みに行く「ついで」に勉強をすると考える
という「マインドセット」に切り替えてみました。
本当に些細な変化ですが、「できなかった自分」に目を向けるのではなく「少しでもできた自分」に目を向けられるようになり、「小さな達成感」が心地よくなりました。
また、勉強を継続できるようになると「もっとやりたい」「今日のうちにもっと進めておきたい」と思うようになりましたが、「あえて今日はここまで」と「区切る」こともできるようになりました。
勉強はときに「マラソン」に例えられますが、同じペースで積み重ねていくことが大切です。
やれる日はたくさん勉強して、やれない日は一切勉強しないとなると、ムラができて学習意欲も下がってしまいます。
「勉強もほどほどでいいんだ」
と思うことで、気持ち的に楽になって勉強に対する「ハードル」が大きく下がったように感じました。
もうひとつ大切なことは、あくまで「勉強も技術」ということです。
「能力が高いから英検1級に軽々と合格できるんだ」
「あの人は継続力があって羨ましい」
「そもそも地頭が違うから、自分は英検1級に受かるのは難しいかもしれない」
もしもこのような「マインドセット」になってしまっていたら、その「マインドブロック」や「ネガティビティバイアス」を取り払ってあげたほうがいいです。
繰り返しになりますが、「勉強も技術」です。
「環境を整え」「マインドセットを変え」「ちょっとした工夫をこらす」
たったこれだけで「飛躍的に」成長することが出来ます。
もしも「勉強に対するハードルを上げすぎてしまっていたな」と感じるようであれば、この記事に出会ったことをキッカケに「マインドセット」を変えてみてください。
きっといい方向に好転していくと思います。
まとめ
「挫折から逆転!英検1級合格を掴むための『マインドセット』の作り方」
いかがだったでしょうか?
私はもともと勉強が好きで得意だったわでもなく、特別に英語力が秀でていたわけでもありません。
事実、英検には5回ほど「不合格」になっていますし、「自分にはもう縁のない資格なのかもしれない」と何度も思いました。
そのような中で「マインドセット」を変えたことで
- 「英語だけでなく、日本語でも知識を増やしてみよう」と前向きになれた
- 「継続すること」が難しく思えていたが、気軽に勉強を継続できるようになった
- 勉強に対して高い壁を感じていたが、そのハードルを感じづらくなった
という「大きなメリット」を得られるようになりました。
本当にちょっとした工夫や思考の転換で、資格試験に合格したり、いい方向に人生が切り替わっていくことがあります。
みなさんもぜひ「マインドセット」から見直して、英検1級を勝ち取ってください。
私も「次の合格」を目指していますので、一緒に頑張っていきましょう。
それでは、今回はここまで!また次回お会いしましょう!!
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