どうも、日産系サラリーマンHITOです!
みなさんは、次のような不満や想いをお持ちではないですか?
・職場の人間関係がうまくいかず、日々のストレスが大きい
・仕事内容に不満があり、もっと自分に合った職場で働きたい
・働いても働いても賃金が上がらなくて生活が苦しい
・今のままの生活でいいのか不安
・今の職場で今後も働いていく姿がイメージできない(働き続けていいのか不安)
私は、現在は日産系企業で人事採用職として勤務していますが、2024年4月に転職しました。
人事としての経験は約8年。
新卒採用が主戦場ですが、中途採用も一定数は経験しました。
「採用する側の目線」も持ち、「採用された経験」もある私が、30代からの転職術について解説します。
私も転職したことで「大手中堅企業」に身を移すことでき、年収も「100万円以上」アップしました。
自身の転職経験に人事採用職としての経験も交えながら、詳しく解説していきますので、転職に興味をお持ちの方はぜひご一読ください。
迷っているなら「転職活動」を始めてみよう!
前提:世は大転職時代
みなさん、転職についてはどのような「イメージ」をお持ちですか?
「転職している人はまだまだ少ない」と感じますか?それとも「最近は転職市場も盛り上がっているよね」というイメージでしょうか?
実際のところ、転職市場は大活況。まさに「世は大転職時代」です。
- 求人数の増加:2024年は求人数が増え、転職市場が活発化。
- 高い有効求人倍率:2023年2月時点で有効求人倍率は1.34倍まで回復。売り手市場の傾向が継続。
- 転職希望者の増加:転職希望者数も増加傾向。特に正規雇用の希望者が非正規雇用を上回っている。
- 若年層の転職増加:35歳未満の若年層の転職者および転職希望者の割合が高まっている。
- 転職の一般化:就業者の約2割が5年以内に転職。転職が当たり前の時代になっている。
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年9月分)について」
「転職が一般化」する時代が既に到来しています。
もしもみなさんが今の職場に不満がなく「ここで定年まで働き続けたい」と感じているのであれば、無理に転職しないほうがいいでしょう。
ただ、「給与」「働き方」「人間関係」「労働環境」のどれかひとつでも不満を感じるようであれば、「転職活動」だけでもしてみてはいかがでしょうか?
転職『活動』にリスクはない
これは大人気YouTuber(登録者数:270万人)の「リベラルアーツ大学 両学長」の言葉なのですが、
「転職にはリスクがあっても転職『活動』にはリスクはない」
という言葉が私はとても好きです。
転職をすると「また人間関係でトラブルが…」「労働環境が思ってたよりも良くなかった…」などのリスクがありますが、転職『活動』をして
「ふーん、自分ってこれくらいのレベルの企業に入れるんだ」
「今より年収が100万円アップするんだ!」
「自分の『市場価値』ってこれくらいなんだ」
と調べること(活動すること)は、まったくの「ノーリスク」です。
良い企業がなかったら、転職せずに今の会社に居続ければいいだけです。
私の転職体験記:中小企業から大手中堅企業へ
私はもともと名もなき中小企業で総務と人事を担当していました。
最初は総務に所属しており「勤怠管理」「社会保険」を担当する部署でした。
ただ、私は少し特殊で「英語が話せる」というところが評価され、海外からの来客対応や海外工場の立ち上げの際にちょっとしたヘルプに駆り出されることが多かったです。
そのため、総務としては実務経験はほとんどありません。
その後、人事の人員補充のために異動となり、5年と少し人事で経験を積みました。
いろいろと人事で経験していく中で
「あっ、これは他の会社でも通用するかも?」
と思い始めました。
人事に異動して3年くらい経った頃から、そのように感じるようになりました。
これを読んでくれいているみなさんがどのような業界でどのような職種に従事されているかわかりませんが、ほとんどの人が他の会社でも通用すると思います。
なぜかと言うと
大手でも中小でもやっていることはほとんど変わらないから
です。
実際に転職してみて、その感覚は「より確かなもの」になりました。
私が前職で経験・担当していた業務内容よりも今のほうが業務範囲は狭いです。
採用活動のために使用しているツールもソフトもほとんど同じで、オペレーションで困ったことはありません。
やっている仕事はほとんど変わらないどころか、むしろ業務範囲が狭まっているのに「年収は100万円以上アップ」ですよ。
「仕事内容は同じでも所属する会社が変わるだけで、給料も労働環境も変わる」
この真実は転職したい人の背中を大きく押してくれますね。
無名の中小企業からの賢い転職戦略
「私なんて無名の中小企業で働いていて、大手企業とは縁がないよなぁ」と肩を落としている人がいたとしたら
「もったいないよ!」
と私は言ってあげたいです。
中小企業で働いている人の「強み」は何だと思いますか?
私が思うには「関わる業務範囲の広さ」だと思います。
度々私のケースで申し訳ないのですが、前職では、私は「新卒採用(高校、専門学校、大学、大学院)」「新入社員教育」「その他社内研修」「社内広報誌の作成」「財務部の業務のヘルプ」など、多岐に渡る業務を経験しました。
今は「大卒の新卒採用のみ」といった感じです。
転職活動を始める前に(始めながらでも良いですが)、まずは「ご自身の業務の棚卸し」をしてみてください。
まずは、ザッと箇条書きで良いと思います。とにかく、手を動かしてみてください。
思いつくままにどんどん書き出してください。
「何やってたかなぁ」とわからなくなってしまったら、仲のいい先輩や同僚に「自分って今までどんな仕事を担当してきましたっけ?」と聞いてみるのも有効です。
自分では気づいていなかった業務内容も出てきますよ。
これまで携わってきた業務内容がリストアップできたら、それぞれの「項目」について「詳細」を付け足していきます。
例えば、「新卒採用活動」とリストに書いてあったとしたら「年間の採用計画の立案から各大学や高校への訪問と会社説明会の実施。また応募者の書類チェックや面接スケジュール調整と面接対応。内定者フォローなどに従事」などと詳細を付け足していきます。
なぜこの活動が必要なのかと言うと、主に2つの理由があります。
- 職務経歴書を作成する「ベース(下地)」になるから
- 面接を通過するための「言語化」の練習になるから
転職活動を進めるにあたって「履歴書」と「職務経歴書」を作成することになります。
「履歴書」は学歴や職歴、志望動機を書くだけなので、作成において特に難しい部分はありません。
一方で「職務経歴書」は、これまでの仕事内容をしっかりと「棚卸し」できていないと書くことができません。
書けたとしても「実績をアピールできるレベル」のものには仕上がりません。
無名の中小企業や中小零細企業に所属している私たちは「企業名」という「ネームバリュー」を転職に活かすことができません。
でも、ネームバリューなんていらないんです。
これまでの「実績」と「仕事内容」を「魅せる」
それだけで良いんです!
「いやいや、魅せるだけの実績なんてないよ」
と思われたでしょうか?
ありますよ。大丈夫です!
先程もお伝えしたように、大手中堅企業へ転職した私の「業務範囲」は「狭まっている」んですよ?
つまり、「普通に仕事していたつもり」が、それが十分な「実績」と「スキル」になっているんですね。
世界は広いですよ!もっと外に目を向けて見ましょう。
より「戦略的に」転職活動をしたい方は、下記の書籍を参考にしてみてください。自信がつくと思いますよ。
転職エージェント活用は必須
「転職エージェント」は、転職活動の際の最強の味方です。
リクナビNEXTなどで「自分で調べて」転職先を見つけることもできますし、「転職したい」企業が決まっていれば、それもありだと思います。
まだ転職について「漠然」としている場合は「エージェント」に頼ってください。転職サポートのプロですから。
私のオススメは「JAC Recruitment」です。
「ハイクラス転職」を謳っていますが、様々な案件を扱っていますし、担当エージェントに「自分にフィットする求人があるかどうか」を聞くだけでも「市場価値」がわかって良いと思います。
私自身も実際に「JAC Recruitment」に登録して転職活動をしました。
30代だとそこそこ年収も上がってきているので、「JAC Recruitment」が扱っている求人の「年収レンジ」がちょうど良いような気がします(ちなみに、私は34歳で転職しました)。
「JAC Recruitment」と並行して「リクルートエージェント」も活用していました。
「リクルートエージェント」は「数で勝負」といったイメージですね。膨大な数の求人がAIによって送られてきます(笑)
「JAC Recruitment」は、「質でも勝負」というイメージが強いです。
ちなみに、「JAC Recruitment」の担当者さんは「企業」も「求職者」も担当しています。
「リクルートエージェント」の場合は、「企業担当」と「求職者担当」に分かれています。
この違い、わかりますかね?
「JAC Recruitment」の場合は一人の担当の方が、企業とのやりとりも求職者とのやりとりも「両方」やるんですよね。
担当者の方は大変でしょうが、企業の事情もよくわかっているので、とにかく「企業事情」に詳しいです!
「リクルートエージェント」の担当の方も十分詳しいですけどね。
それはさておき、転職エージェントを活用した「転職活動」の流れについて見ていきましょう。
転職活動の流れとスケジュール感
ここでは転職活動の「実際の流れとスケジュール感」について書いていきたいと思います。
まずは、「転職エージェントに登録」ですね。
これ自体は5〜10分で終了するので、サクッと終わってしまいます。
エージェントへの登録が終わると「面談の案内」が届きます。
ここで「尻込み」して、面談を希望しないでやめてしまう方もいるのですが、1回30分くらいですしリモートで実施してくれるので、話だけ聞いてみるのは有りだと思います。
面談でヒヤリングした情報をもとにエージェントが求人をいくつか案内してくれます。
ここで「応募する」「応募しない」「もう少し具体的に話を聞きたい」といった感じで、回答します。
それと並行して「履歴書」「職務経歴書」を作成しておきます。
この2つの書類がないと「書類選考」に進めませんからね。作成は必須です。
最近はとても便利で「リクルートエージェント」であれば、オンラインのシステム上で「履歴書」「職務経歴書」の作成ができます。
例文も記載してくれているので、書き方もとてもわかりやすいです。
「JAC Recruitment」もフォーマットを用意してれてあるので、とても作成しやすくなっていますよ。
「履歴書」と「職務経歴書」ができれば、「書類選考」に進んでいきます。
「書類選考」を無事に通過することができれば、「一次面接」「最終面接」と進んでいきます。
中途採用の場合は2回面接のところが多いように思います。
私は1回面接で今の会社に入社したため、一概には言えませんが、大体は2回面接ですかね。
一次面接はオンラインで、最終面接はオフライン(対面)のところが多いように思います。
ざっくりした「流れ」ですが、早ければ「1ヶ月ほど」で「内定」が出ます。
長くても「3ヶ月」くらいのスパンですね。
中途採用市場では、どの企業も「即戦力」を欲しがっていますし、正直なところ「パイの取り合い」なので、「あまり時間をかけたくない」と思っているのがホンネです。
【転職活動の流れ】
①転職エージェントに登録(オススメはJAC Recruitment)
②転職エージェントとオンライン面談(30分程度)
③転職エージェントがヒヤリング内容をもとに求人を送ってくれる
④希望に合った求人があれば、書類選考へ(「履歴書」「職務経歴書」を作成しておく)
⑤書類選考(長くても1週間)を通過したら、一次面接へ
⑥一次面接を通過(合否連絡は1週間程度)したら、最終面接へ
⑦最終面接を通過したら、内定を受諾するかどうか連絡(期日は1週間位内が多い)
小まとめ
今回のページでは「世は大転職時代」ということをエビデンス(数字)とともに紹介しました。
そこから始まり「私の転職体験記」「転職術」「オススメのエージェント」について書いてきました。
私はこれを書いている時点で34歳ですが、転職市場では「需要が高い」と感じています。
それは個人のスキル云々の話ではありません。
次世代を担う30代が日本全体に足りないのです。
しかも、30代は仕事もひと通り覚えて、組織全体のことを把握し、中心としてガンガン会社を回しているので、どこの会社も「喉から手が出るほど欲しい人材」なんです。
ただ、40代・50代と年齢が上がっていっても転職市場では需要が高いことは申し添えておきます。
30代、動くなら「今」かなといった印象です。
ただ、闇雲に動いていては「うまくいく転職もうまくいかなくなってしまう」ので、次回はもう少し「戦略」や「テクニック」「準備しておくべきこと」についてお話したいと思います。
今回はここまで!
それでは、また次回お会いしましょう!!
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