【転職活動初心者向け】転職活動を始めるときに気をつけたいこと4選!

どうも!日産系サラリーマンHITOです。

今日も元気にやっていきましょう!

今回は「これから転職活動を始める人」「転職活動に興味がある人」向けに記事を書いてみたいと思います。

  • 今の職場に不満はあるけれど、なかなか転職活動に踏み出せない
  • 転職活動してみたいものの、なんだか不安・怖い
  • 転職活動って何から始めたらいいの?
  • 転職活動をしたらどのようなメリット・デメリットがあるの?

このような疑問や不安をお持ちでしたら、ぜひ目を通していってください。

私は人事として約8年の経験があり、主に「採用活動」を担当しています。

一方で、私自身も2024年4月に転職をした「転職経験者」でもあります。

「採用する側」「採用される側」の両方の目線から転職に関するアドバイスができますので、このブログ参考にしていただけましたら幸いです。

目次

前提:転職「活動」はするべき

転職活動に対する不安や疑問はあるかと思いますが、前提として転職「活動」はするべきです。

転職するにしても・しないにしても、ご自身の「市場価値」がわかります。

  • 現在の会社で安く買い叩かれていないか?
  • 福利厚生が充実した大手企業でも採用してもらえる可能性があるのか?
  • キャリアップやスキルアップできる場所で活躍できるのか?

このようなことは「外の世界」に目を向けてみないとわかりません。

もしも今の職場に少しでも不満があれば、一度ご自身の「市場価値」を調べてみてください。

人生は一度きりです。

仕事をする中で会社や上司に対して「不満や不平を漏らす時間が長くなってきたなぁ」と感じたら、「天職のタイミング」かもしれません。

ネガティブなことに割いていた時間・労力をもっとポジティブなことに使いたいですよね。

転職したら「必ず」幸せになるとは言えません。

ですが、転職により人生が開けた人がいるのもまた事実です。

人生を俯瞰的に見るために、転職活動で「市場価値」を調べてみましょう。

気をつけたいこと①:「現状維持バイアス」を取り除く

人間には「新しい環境に身を置いたり、新しい知識を得ることよりも既存の環境にいるほうが安全」と考えてしまう「傾向(偏見)」が備わっています。

このことを「現状維持バイアス」と呼ぶのですが、まずはこのバイアスを取り除いてフラットな考え方を手に入れましょう。

もしも下記のような考えが頭に浮かぶようであれば、一度フラットな「ものの見方」に戻りたいところです。

  • 「給与」「人間関係」「福利厚生」に少しは不満もあるが、転職するほどでもない
  • 現職に多少の不満はあるものの、そこそこ居心地も良いし、転職するほどでもない
  • 周りに転職した人がいるが、話を聞いてみるとうまくいっていなさそう→転職しないほうが無難だな
  • 今の会社にいれば、年功序列で自然と昇進・昇格するから、時間の問題→少し我慢すればいい
  • 年齢を考えると、転職するには遅すぎる

本当に現状がベストな状態・環境でしょうか?

「やらない理由」を探して、「現状にとどまることが最善」と自分に言い聞かせていないでしょうか?

今一度、ご自身が「現状維持バイアス」に囚われていないか考えてみてください。

今後のキャリアを考える良いキッカケになると思います。

気をつけたいこと②:転職エージェント選び

「現状維持バイアス」を認識し、現状を冷静に見つめ直したうえで「私には転職活動は必要ない」と感じるようであれば、今の環境がベストということになります。

敢えて身を危険に晒すような「不要なリスク」を取る必要はありません。

「自問自答」した結果「少しでも外の世界を見てみよう」「自分の市場価値を知りたい」と感じるようであれば、ぜひ転職活動を始めてみてください。

転職活動を始めるうえで一番の「カギ」となるのが「転職エージェント選び」です。

私のオススメは「JAC Recruitment(JACリクルートメント)」という転職エージェントです。

年収500万円以上のハイクラス案件を扱っていますが、「自分にはハイクラス転職は合わないような…」と気にせずに、登録してみるといいと思います。

担当エージェントと面談した結果「紹介できる求人がない」と言われてしまった場合は、マイナビエージェントなどの取り扱い求人数の多いエージェントを活用してみましょう。

私はJAC Recruitment、リクルートエージェント、マイナビエージェント、ビズリーチなど複数の媒体に登録し、その中で「相性の良い」担当エージェントに伴走してもらいました。

最終的にはJAC Recruitmentを通じて転職を成功させることができました。

以前も下記のブログに書いたのですが、JAC Recruitmentの担当エージェントは「求職者側」と「企業側」の両面の担当をしているため、企業情報に詳しく「安心感」があります。

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「何から始めたらいいかわからない」「どのエージェントがいいかわからない」

というこであれば「JAC Recruitment」「マイナビエージェント」あたりに登録してみることから始めてみましょう。

私の経験談を少しだけ付け加えさせてください。

私が転職活動を始めたときは特に焦りもなかったため、「半年くらいかけてゆっくり進めて、もしも良い場所があれば転職しよう」というゆったりとしたスタンスでいました。

とある転職エージェントの担当者に「今は焦っていないので、ゆっくりと自分の市場価値を見させてください」とお願いしました。

しかし実際には、どんどん求人が送られてきて、書類選考や面接に進むことをプッシュされてしまいました。

転職エージェントは「成果報酬型」の仕事なので、中には「数を打てば当たる」と考えている担当エージェントもいます。

念のため付け加えておくと、私が求職者として接したエージェントも企業担当者として接したエージェントも、多くの人は親身になってくれる方たちでした。

そう言っても人間なのでやはり「相性が合わない」エージェントもいますし、「歩み」が揃わないこともあります。

その場合は担当エージェントを変更してもらうか、他の転職エージェントを活用してみましょう。

転職市場は活況で、企業側も即戦力を求めているため「転職は早ければ1〜3ヶ月で勝負が決まります」と焦らせてくるエージェントもいます。

「1〜3ヶ月で転職先が決まる」のは事実ですが、人によっては1年くらいかけてゆっくり転職する人もいます。

しっかりと求職者の要望を聞いて、企業の情報もオープンに教えてくれるエージェントを選びましょう。

気をつけたいこと③:「視野狭窄(しやきょうさく)」になっていないか?

キャリアを選ぶうえで陥りがちなのが「視野狭窄(しやきょうさく)」です。

視野が狭くなり、本来であれば見えていたもの・範囲が見えなくなってしまうことを「視野狭窄」と呼びます。

例えば、最初は「年収アップ」のために転職活動をしていたはずが、最終的に「年収は下がるけど、人間関係や仕事内容が良さそうだからこの会社に転職しよう」と決めてしまったり、「新しい分野に挑戦してみたい」と思っていたはずが「いつの間にか馴染みのある同業界・同職種に転職」を決めてしまったり、ということがよく起こります。

かくいう私も「製造業で人事をしていたから」と頭のどこかで思ってしまっており、「同じ製造業でしか」転職先を探しませんでした。

これも完全に「視野狭窄」です。

私は英語が好きなので「外資系企業」という選択肢もありましたし、そもそも人事であればどの業界であっても通用する職種なので、業界を絞る必要はありませんでした。

結果的に良いステップアップにはなりましたが、もっと他の業界に目を向けてみても良かったなと少し後悔しています。

転職活動を始める際は「視野狭窄にならないこと」を常に自分に問いかけることが大切です。

気をつけたいこと④:転職自体が「目的」にならないようにする

転職活動や転職をする際に一番気をつけたいことが「転職自体が目的になる」ことです。

転職理由には、さまざまなものがあります。

  • 今の給与では生活が苦しいから年収アップしたい
  • 人間関係が苦痛で今の職場から離れたい
  • 仕事内容が自分には合っていないから、もっとフィットする環境に移りたい
  • 今の職場ではまったくスキルが磨かれないから、スキルアップできる環境に身を置きたい

どの理由であったとしても、煎じ詰めれば「今の職場に不満があるから環境を変えたい」ということに辿り着くと思います。

そうすると知らないうちに「一刻も早く今の職場から離れたい」というように「転職の目的がすり替わる」ということが発生します。

もしもパワハラやセクハラに遭っており、すぐに環境を変えなければ体調を崩してしまうということであれば、「一刻も早く職場を変える」が目的になってもいいと思います。

むしろ早く逃げ出してください。

一方で「給与アップ」「環境改善」「スキルアップ」などが転職の目的であれば、「転職活動をしているうちに目的がすり替わっていないか」ということは常に問いかけ続けたほうが良いです。

現職に不満があると「転職に成功したら悩みがなくなる」と思ってしまいがちですが、実際は違います。

転職先でも人間関係に悩むことはありますし、仕事の進め方で納得がいかないことも出てきます。思っていたよりもスキルアップできないこともあります。

そのようなことも踏まえて「転職する価値があるのか」「転職したことで自分は何を達成したいのか」ということを考え尽くし、納得のいく転職先を決める必要があります。

転職は「目的」ではなく、豊かな人生に近づくための「手段」です。

その目的と手段が入れ替わらないように意識しながら活動することが重要です。

まとめ

今回は「転職活動を始めるときに気をつけたいこと4選」について書いてみました。

みなさんはどのように感じられたでしょうか?

「意外と転職って気軽に始められそう」

「思っていたよりも考えることが多そう」

「転職活動だけでもしてみようかな」

「人事担当者でも転職活動で視野狭窄になってしまうんだ」

などさまざまな想いを持たれたかと思います。

おさらいになりますが、下記のことに気をつけて「転職活動」を始めてみてください。

  • 「現状維持バイアス」を取り除く
  • 転職エージェント選び
  • 「視野狭窄(しやきょうさく)」になっていないか?
  • 転職自体が「目的」にならないようにする

変化の多い時代ですから、「同じ場所にとどまり続けること」そのものが「リスク」になることもあります。

まずは「現状維持バイアス」に囚われてしまっていないか客観視し、「とどまることがリスク」「現状に甘んじることがリスク」と感じるようであれば、転職エージェントに登録してみてくださいね。

それでは、今回はこんなところで!また次回お会いしましょう!!

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この記事を書いた人

1990年生まれ。
静岡県在住の駆け出しブロガー。

英語が好きで、大学卒業後は高校の英語教員に。
ブラックな働き方に耐えられず、1年も経たずに退職。

翌年に大学院に進学し、一念発起で英語の勉強をやり直し。

大学院卒業後は、静岡県内の中小企業に就職し、総務と人事を経験。

7年勤めた会社を退職し、2024年4月から日産系メーカーに転職。

日産系サラリーマンから卒業し、経済的自由を達成するのが目標。

特技は英語。
TOEIC965点、英検1級を取得済み。
英語の勉強方法について情報発信中。

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