
英検1級のリーディングが難しい…。合格できる未来が見えないんだけど、「何を」「どう」取り組めばいいの?
英検1級リーディング対策に必要なことを全部教えて!
今回は、この疑問にお答えします。
私は英検1級に6度チャレンジし、その中で「リーディング対策」の「最適解」を見つけました。
ぜひ、本記事を参考にリーディングの難問に打ち勝ちましょう!
✔本記事の要約
本記事では、「英検1級リーディング対策」の3つのポイントを解説します。
「語彙力」「背景知識」「読解スピード」について理解を深めることで、最短で「英検1級合格」を目指すことができます。
✔本記事の信頼性
この記事を執筆している私は「TOEIC965点」「英検1級」を取得済みです。大学・大学院で英語を学問として学び、高校で英語を教えていた経歴もあります。
✔本記事の構成
- 結論:「語彙力」「背景知識」「読解スピード」を強化しよう
- 【英検1級リーディング対策】語彙力の目安と強化方法
- 【英検1級リーディング対策】英語を読める「背景知識」を手に入れる
- 【英検1級リーディング対策】「読解スピード」を加速させる方法
結論:「語彙力」「背景知識」「読解スピード」を強化しよう
「語彙力」「背景知識」「読解スピード」を強化すれば、リーディングで「8割以上」取れます。



私も「8割以上」のスコアで「合格」しました。
この中で特に重要なのは「語彙力」と「背景知識」です。
この2つがあれば、「読解スピード」は上がっていくと思います。
【英検1級リーディング対策】語彙力の目安と強化方法
英検1級合格のためには最低でも「8,000語程度」の語彙力が必要です。
私は「10,000語程度」あると「安心」と考えています。
英検1級対策のテキストを見ると「TIMEやScientific Americanなどの雑誌、The Japan Timesなどの英字新聞を日常的に読んでおきましょう」と書かれていることが多いです。
それくらいのレベルの英語に日常的に触れていれば、英検1級へのハードルはグッと下がると思います。
ただ、TIME、Scientific American、The Japan Timesを読むのにも最低でも「8,000語程度」の語彙力は必要です。
『パス単 1級』を反復学習すれば、英検1級のリーディング対策だけでなく、将来的には海外の雑誌・学術誌・新聞も読めるようになるので、オススメです。
「単語学習」の詳しいやり方については、下記の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。


【英検1級リーディング対策】英語を読める「背景知識」を手に入れる
「語彙力」の重要性は言わずもがなですが、意外と「盲点」なのが、この「背景知識」です。



これが理解できていれば、私の英検1級「合格」はもっと早まっていたと思います。
みなさんにはぜひ、最短で英検1級に「合格」してもらいたいと思っています。
私は大学生のときに「2回」、英検1級を受験しましたが、まったく歯が立ちませんでした。
「自分には縁のない資格だ…。もう二度と受けてはいけない」と感じました。
英検1級のリーディングはなぜ難しいのか?
私が大学生のときに「英検1級(特にリーディング)」が難しいと感じた理由は、主に2つです。
- 「語彙」が難しくて、英文が理解できない
- かろうじて英文が理解できたとしても、そもそも内容の意味が理解できない
大学生の時点でも、英検1級のリーディング問題の「文構造」は理解できていました。
しかし、英文の意味はまったく理解できませんでした。
「語彙」については先述の通りです。
最低でも「8,000語程度」の「語彙力」が必要なので、これはひたすら強化するしかありません。
20代も終わりに差し掛かった頃にふと「将来、あれをやっておけば良かった」と「後悔」しないために、もう一度「英検1級」に立ち向かうことを決めました。
「語彙力」は「パス単」で強化済みです。
それなのに、歯が立ちませんでした。
「背景知識」があれば、自ずと英文の意味が理解できるようになる
英検1級のリーディングが解けない「理由」を突き止めて、自分なりに「解決策」を出すのに、しばらく時間が掛かりました。
それが冒頭でもお伝えした「背景知識」です。
「背景知識」がないと「日本語」ですら、文章の意味を理解できない。
こんな単純なことに、本当の意味で気がつくのに随分、時間が掛かりました。
例えば、「マクロ経済学」「古代ローマ帝国」「マルクスの資本論」などの話は「日本語」で言われても「えー、なにそれ…」となりませんか?
「英検1級」では、それらの「経済」「歴史」に関する「トピック」や「自然科学」「文化」「教育」などの「トピック」が中心に出題されます。
「知っている分野の話」は「理解しやすい」と言われれば、当たり前に感じるかもしれません。
しかし、私は「英語が読めれば、英検1級に太刀打ちできる」としか考えられていませんでした。



「英検1級」では、「英語が読めること」は「前提」として、「知識」「理解」が問われます。
つまり、「英語が読めること」以上の「読解力」が求められるということです。
「英検1級リーディング」を乗り越える「背景知識」を手に入れるコスパ最強の方法
ずばり、「YouTube先生」を活用することです。
- 授業料が無料
- いつでも、どこでも、好きな時間に授業を受けられる
- 動画でスムーズに背景知識を手に入れられる
これを活用しない手はないですね。
英語の勉強についても、YouTubeに素晴らしいコンテンツがたくさんあります。
私は特に、下記の2名のYouTubeで勉強させていただきました。
「Atsueigo」のATSUさんと「英語ファイル」の一ノ瀬 安さんについては、また別の機会に詳しく書きたいと思います。
英検1級に出てくる「トピック」の勉強に関して言えば、主に中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITYで勉強していました。
特に「政治」と「歴史(特に世界史)」ですね。
- 仕事の通勤時間
- お風呂での入浴時間
- 普段テレビを見ていた時間
これらの時間を「背景知識」を補う時間にあて、ひたすら動画を見ていました。
「背景知識」を補ってから、「英検1級」の「リーディング」問題に取り組んで見てください。
「問題の理解度」がかなり変わっているはずです。



「英語の勉強時間」の確保が優先、スキマ時間や息抜きにYouTubeで背景知識を補う、という習慣が身につくと、学習スピードが加速しますよ!
【英検1級リーディング対策】「読解スピード」を加速させる方法
「語彙」が強化され、「背景知識」が補われていれば、それだけで「読解スピード」は上がっています。
さらにもうイチ段階スピードを上げたければ「アカデミック」な英文に慣れる必要があります。
一番手っ取り早いのは、「英検1級」の「リーディング対策問題集」を解くことです。
各設問ごとに「回答時間12分」などと書かれているので、その時間内に終わるように時間を測って問題を解きます。
アカデミックな文体に慣れていないようであれば、オンラインでTIME、The EconomistやScientific Americanなどを読む習慣を取り入れてもいいかもしれません。
アカデミックな文体に触れつつ、英語の長文を読む練習を積みたければ、北村 一真さんの『ロゴフィリア』がオススメです。
『ロゴフィリア』は、「英検1級」に「合格」したあとも勉強し続ける人が多い印象です。
ぜひ一度、書店で手にとって見てみてください。
そして、アカデミックな英文に慣れてきて、スピードを測って時間内に読解できるようになってきたら、最後の仕上げは「英検1級」の「過去問題集」です。
「過去問題集」も時間を測りながら解いてください。
ここで時間内に解き終えて「正答率」が最低でも「8割」に収まるようにしておくのが「ポイント」です。
本番の「緊張感」の中でも「安定したレベル」で問題が解けるようになります。



『英検1級リーディング問題』と『過去問題集』があれば、十分かもしれません。
もう少し「余力」が欲しい人は『ロゴフィリア』や『英語雑誌』に触れておきましょう。
まとめ:英検1級の鬼門「リーディング」を攻略して「合格」をつかみ取ろう
「英検1級」で「鬼門」になるのが「リーディングパート」です。
「語彙」は一見、難解なように見えますが、暗記のコツをつかめば問題なく強化できます。
「英検1級」に挑戦したての私は、「語彙さえ増えれば英検1級はクリアできる」と勘違いしていました。
「語彙」が増えるだけでは「英語が読める」ようにはならず、「背景知識が重要」ということに時間が経って気づきました。
もしも今「語彙力」も「文構造の理解」もできるのに英語が読めずに悩んでいる人がいたら、ぜひ「背景知識」を増やすことをオススメします。
しかも、今の時代はYouTubeで無料で手軽に学習できますからね。
使えるツールは賢く使って、ぜひ「英検1級合格」をつかみ取ってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また次回をお楽しみに!!
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