【保存版】英語リスニングが劇的に伸びる5つのコツ|初心者〜中級者向け


お悩みくん

「毎日英語を聞いているのに、全然聞き取れない…」
「シャドーイングもディクテーションも試したけど、効果がわからない…」

こんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、初心者から中級者の英語学習者に向けて、 英語リスニング力を劇的に向上させる5つの実践的なコツを紹介します。

✔本記事の信頼性

この記事を執筆している私は「TOEIC965点」「英検1級」を取得済みです。大学・大学院で英語を学問として学び、高校で英語を教えていた経歴もあります。

実際にTOEIC950点以上・英検1級を取得した筆者の体験も踏まえて、 「どうすれば本当に聞き取れるようになるのか」を丁寧に解説していきます。


目次

英語が聞き取れない3つの理由

1. 英語を日本語に訳して理解しようとしている

英語を聞いた瞬間に日本語に訳そうとすると、処理が追いつかなくなります。
英語は英語の語順のまま理解する“英語脳”を育てる必要があります。

”英語脳”といっても難しく考える必要はありません。
要は「英語の意味を前から取れるようになる」ことを目指せばOKです。

英語の意味を前から順番に捉えられるようになれば、英語の理解度・解像度が一気に上がります。

2. 音声変化(リエゾン・脱落など)に対応できていない

ネイティブスピーカーの発音は、教科書通りではありません。

「going to → gonna」「want to → wanna」など、音のつながりや省略を理解し、慣れることが大切です。

「発音なんて適当で通じればいいや」という英語学習者もいますが、最低限の「発音のルール」は覚えるべきです。

話せたとしても聞き取れなければ「会話」は成り立ちません。

3. 単語や文法の基礎が足りない

音が聞こえても、意味が取れなければ理解には至りません。

語彙力と文法力を並行して鍛えることが、リスニング力アップの土台になります。
最低限の語彙力と文法力がなければ、英語を聴き取れるステージには立てません。


リスニングが劇的に伸びる5つのコツ

コツ①:英語を英語の語順で理解する

日本語訳を挟まず、「かたまり(フレーズ)」で意味を捉える練習をしましょう。

下記の例文を日本語に訳して意味を捉えようとすると、リスニングのスピードでは理解が追いつきません。

 The reason why she looks so happy is that she finally got the job she had dreamed of.
(彼女がそんなにうれしそうな理由は / ついに手に入れたからだ / 彼女がずっと夢見ていた仕事を)

前から区切って英語のまま受け取ることで、リスニングの際も意味を理解することができます。

「かたまり」で英語を捉えるためには、「文法力(英文の構造理解)」が必須です。
文法力を鍛えるために、最低限の文法知識は獲得しておきましょう。

ポイントは、文の「主語」「述語」をいかに早く見極めるかです。

文構造を理解して「予測」しながらリスニングできる力を身に着けましょう。

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コツ②:シャドーイングを習慣化する

音声を聞いて、すぐに声に出して真似する練習です。 

リズム・イントネーション・音の変化に自然と慣れていきます。

初心者はスクリプト付き音源から始めると効果的です。

シャドーイングをすると、「ネイティブが一息でどこまで発話するか」というポイントが理解できるようになります。
「リズム」「イントネーション」「発話の区切り」がわかると、リスニングの際に「音のかたまり」が捉えられるようになります。

さらに、文法知識と同じで「予測」しながらリスニングできるようになるので、リスニングがグンと楽になります。

シャドーイングの練習は、私の場合は『ラジオビジネス英語』を活用しました。

初心者は『ラジオ英会話』、中級者は『ラジオビジネス英語』で英語力を磨くと良いでしょう。

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コツ③:ディクテーションで弱点を可視化する

短い音声を一文ずつ止めて書き取るトレーニングです。

 聞き取れなかった箇所が明確になり、ピンポイントで補強できます。

シャドーイングだけでもトレーニングとしては十分です。

聞き取れなかった箇所を丁寧に復習したい場合は、ディクテーションも取り入れてみてください。

コツ④:音声変化を学ぶ

リエゾンや脱落など、実際の英語の音声変化を理解すると、 「知らないから聞き取れない」が減ります。 

YouTubeなどでネイティブの発音解説を活用するのもおすすめ。

私は大学生のときに「英語音声学」を学びました。

「発音記号」など、最初は学ぶのが面倒に感じるかもしれませんが「限りのある」領域なので、一度勉強しておくと良いと思います。

発音に関しては、書籍を1冊読めば十分に理解できます。

下記はオススメの書籍です。

コツ⑤:精聴 → スクリプト確認 → 再聴のループを作る

なんとなく聞き流すだけでは学習効果は薄いです。

「聴くだけでリスニング力アップ」と謳っている商品もありますが、そこまで英語リスニングは甘くありません。

  1. 精聴 → 2. スクリプトで確認 → 3. 再聴 → 4. シャドーイング このループで「意味」と「音」の一致感覚を高めましょう。

レベル別おすすめ教材・リソース

レベルおすすめ教材
初級NHKラジオ英会話、スタディサプリENGLISH
中級TED、VOA Learning English、Speak English with Vanessa(YouTube)
試験対策TOEIC公式問題集、abceed、英語アプリの模試機能など

よくある質問(Q&A)

疑問リーマン

Q. 初心者でもシャドーイングして大丈夫?

HITO

A. はい、むしろ初心者こそおすすめです。短くて意味がとれる音源から始めましょう。

疑問リーマン

Q. 英語字幕付きのYouTubeを見るだけでも効果ありますか?

HITO

A. 「まったく効果がない」とは言いませんが、「語彙」「文法」「発音」の最低限の知識がないと「効果」が薄くなってしまいます。


まとめ:リスニング上達の鍵は“聞き流さないこと”

英語リスニングは、「たくさん聞く」だけでは伸びません。

ポイントは、「意味を理解しながら、繰り返し、音と意味を一致させていく」こと。

まずは、今日紹介した5つのコツの中から、自分に合ったものを1つ選んで始めてみてください。

継続することで、必ず“英語が聞こえる瞬間”がやってきます!

それでは、今回はここまで!

また次回お会いしましょう!!

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この記事を書いた人

1990年生まれ。
静岡県在住の駆け出しブロガー。

英語が好きで、大学卒業後は高校の英語教員に。
ブラックな働き方に耐えられず、1年も経たずに退職。

翌年に大学院に進学し、一念発起で英語の勉強をやり直し。

大学院卒業後は、静岡県内の中小企業に就職し、総務と人事を経験。

7年勤めた会社を退職し、2024年4月から日産系メーカーに転職。

日産系サラリーマンから卒業し、経済的自由を達成するのが目標。

特技は英語。
TOEIC965点、英検1級を取得済み。
英語の勉強方法について情報発信中。

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